見出し画像

【第12回】情報リテラシー論【レポート】

こんにちは、ひだまりです。
長岡はついに雪が降ってきました!
朝学校に向かう途中で触ってみたんですが、冷たい発泡スチロールのような感じでした。まだちょっとワクワクしてます。


前回の振り返り

前回はインターネットと思考力の関係について調べ、その弱点を改善すべく提案された「遅いインターネット」というWEBマガジンの存在に辿り着きました。とても読み応えのある情報媒体で、インターネットの目まぐるしい変化に疲れている方はぜひチエックしてみてください。

また、情報リテラシー論の授業を担当してくださっている横田秀珠先生のブログはこちらからご覧いただけます。こちらもよければ是非。

授業の振り返り

今回の授業テーマは「ラジオと音声技術の未来性」でした。
冒頭で見た動画の中では、2020年おもちゃ大賞に選ばれた「coemo」という読み聞かせ玩具や、「Coe Font」という合成音声サービスについて紹介されており、私はそのどちらも聞いたことがありませんでした。

ただ一つ思い浮かんだのは、とあるVtuberさんたちの配信でした。
自分は趣味で時々Vtuberさんの動画や配信を見ているのですが、少し前、にじさんじの月ノ美兎さんと樋口楓さんがこっそりお互いに合成音声で声を入れ替えて喋るという雑談配信を見たことがあります。
私は正直最初何が起きているのか全くわかりませんでした。流石に完全に同じというわけにはいかないので、冒頭から違和感に気づいた方も多かったようですが、私は正直コメントを見るまで変だなとは思ってもさほど気にするほどではなかったので、合成音声だと知った時は驚きました。どのくらいの精度なのか気になる方のために実際の配信のリンクを載せておきますね。

本題

さて、今回はこの”音声”というところに焦点を当てて考えていきます。
授業の中で、先ほどお話した合成音声などの先端技術とは裏腹に、デジタルメディアの原点であるラジオについても取り上げられました。防災などの観点から考えれば情報のライフラインになり得ますから、完全な消滅というのは免れそうですが、FM・AMラジオのリスナー数はしばらく衰退の一途を辿ることになりそうです。

ただ実は、この”ラジオ”というメディアの衰退とは裏腹に、音声メディア自体の需要はどうやらここ数年でかなり高まっています。

今日、音声配信サービスの市場規模は継続的に拡大しており、それに伴い企業のマーケティングの場としても注目されています。
株式会社デジタルインファクトの調査によると、2019年に7億円だった音声コンテンツの市場規模は、わずか1年後の2020年に2倍以上の16億円に拡大。さらに2025年には420億円まで膨れ上がると推計されており、今後もますます成長の余地があると見込まれています。

社内報ラボbyりえぞん企画「音声配信ビジネスはなぜ急成長しているのか?その背景、事例、導入のメリットなど」

授業内でも横田先生がおっしゃっていましたが、音声メディアには動画メディアよりも途中離脱率が低く、最後まで聞かれる可能性が高いという特徴があるそうです。
また、動画との大きな違いとして、聞きながら別の作業ができるというところに大きな魅力があると感じています。経験則ですが、人は視覚を塞がれるとそこに大きくリソースを取られるという感覚があるので、視覚を支配するメディアには厳しくなりがちになるのも頷けます。
私はイラストを見るのがとても好きなので、よく作品を眺めたりしていますが、視界が取られると他のことを並行して行うことができず、もどかしい気持ちになります。こういう時に音楽ってずるいなあと思ったりします。
そして縦動画が流行っている今、短い時間の中に詰め込もうと思うと視覚と聴覚にフルで情報を仕込むのが効果的だと思いますが、その結果他のことができない不毛な時間を過ごすことになりがちなので、ここまで秒単位かつ高密度なメディアが誕生してしまったからこそ、人は音声メディアという一歩下がったところに価値を見出し始めたのかもしれません。

では、今日のレポートはここまでにしたいと思います。
昨日アニメを見始めたら止まらなくなって睡眠時間がなくなったので、視覚情報との付き合い方はやはり考え直さなくては、、、と反省中しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

#長岡造形大学 #情報リテラシー論


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?