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【第7回】情報リテラシー論【レポート】


こんにちは、ひだまりです。
ついに朝夕の外出が防寒具なしでは耐えられなくなってきましたね。
先日唯一持っていた上着をバイト先に置いてきてしまい、着込んだヒートテックとブランケットにもなるマフラーに縋りつきながらなんとか生き延びています。
あと実はこの前誕生日だったんですが、中学からの友人が電気カイロ兼モバイルバッテリーをプレゼントしてくれました。冬の間はめちゃくちゃ重宝しそうでありがたかったです。

前回の振り返り

前回はキュレーションについてレポートを書かせていただきました。執筆中寒すぎて、見事にコタツ記事(物理)になってしまいました。
Youtubeのおすすめ機能を逆手に取った”TheirTube”などを紹介しています。気になった方はぜひ見てみてください。

また、情報リテラシー論の授業を担当してくださっている横田秀珠先生のブログはこちらからご覧いただけます。こちらもよければ是非。

本題

今回の授業テーマは「多様な連絡手段のインフラ化」でした。
迷惑メールが送られてくる理由や対策方法、連絡手段がインフラ化して起こることについての話が主な内容でした。

フィッシング詐欺って騙されるの?

余談ですが、迷惑メールの内容は本当にぱっと見だとわからないようになっているらしいですね。講義中、案外”迷惑メール”のイメージがはっきり持てていなかったことに気づいたので少し調べてみました。
すると、どうやらフィッシング詐欺と呼ばれる種類の迷惑メールでは、Amazonや楽天銀行のログイン画面をかなり忠実に再現したサイトなどに入力させてIDやパスワードを抜き取っているようです。
こちらの動画を参考にさせていただいたのですが、本当に見覚えのある画面だったので結構危機感を覚えました…。
私と同様「フィッシング詐欺って具体的にどんな感じなの?」と思ったことがある方は、一度ご自身の目で実際のフィッシング詐欺がどんなものか確認してみることをおすすめします。おそらく想像の3倍は騙されます。

人間関係のブラックボックス化

では改めて、今日のレポート内容について話していきます。
今回は、授業の冒頭で少し触れられた「個人が端末を持つこと」について考えていこうと思います。

横田先生が授業の最初に、ロボボン同士の会話とそれを見守る持ち主2人の動画を見せてもらいました。動画の内容は、ロボボン同士が仲良く会話した後、それぞれの持ち主に連絡先の交換について許可をとり、お互いにOKしてもらって交換を完了するというものでした。
それはすでに2016年時点でYoutubeに投稿されていた内容です。

私はこれを見て、最初に親子を連想しました。勝手に子供同士で仲良くなって、後から親も交流を持っていく雰囲気を感じて、こういったロボと人の関係性も面白いなと考えていました。
しかし横田先生の意図は少し異なり、この動画は現代の親子との対比で見せたものでした。親子というイメージまでは同じだったのですが、もともとは家の電話や親のスマホなどを使って交流していた世代の子供達は、動画のように親を一度通してから連絡ができるようになる流れなのに対し、ついに小学生から個々人で端末を持つようになった現代では、親が子の人間関係を全く把握できなくなってしまっていますよね。
LINE上での個人的なやり取りはもちろん、SNS上での見知らぬ相手との交流なども増えているというのは想像に難くありません。
私には高1と中1の妹がいるのですが、自分が中2で初めてスマホをもらったのに対し、末っ子は小6の頃から個人で端末を持っており、これが周りの子たちも例外ではないので、世代ごとにスマホを手にする時期が早くなっているのを実感しています。

これは完全に個人の意見というか肌感覚ですが、親の目が届かなくなるとどうしても”ノリ”のようなもののタガが外れて過激になったり攻撃的になったり、会話内容がネットの匿名コミュニケーションをベースにして成り立ってしまう恐れというのはあると思います。自分の発言を相手がどう思うか、相手がどう受け止めてどんな反応をするかについての考えが浅くなっていき、文字上でのやり取りの難しさに拍車がかかってしまうのではないでしょうか。

三条市では実際にSNSトラブルやネットいじめをなくすため、県SNS教育プログラムなどを行っているようです。こちらの授業では、スマホやSNSから子供を遠ざけるのではなく、子供たちに自分で考えて判断する力を養わせるという方針で教育を行なっているそうです。
親が子の人間関係を把握できないというのが不安要素なのは確かであり、ブラックボックス化した子供の人間関係を放置するのはもちろん良くありませんが、今後結局ネットと付き合うことになると考えると、自分で一度考えてみるという習慣を作ることはまずは大事だと思います。


あまり深掘りらしいことができず不完全燃焼な気持ちですが、今回はここで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最近当たり前のような顔してマフラーを巻きまくっていたら、何人かに「まだ早くない?」と言われてだいぶショックでした。私はどうやら寒がりだったみたいです。

#長岡造形大学 #情報リテラシー論

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