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Ray Charles - Georgia On My Mind / 我が心のジョージア - 1960

そういえば、レイ・チャールズもまだ語ってなかった。
と言っても、さほど聞いてないと言うのか実状かなんっっ
なので、あんまし詳しくないですっっ 代表曲くらい。

「The Blues Brothers 」 Shake a Tail Feather Scene 1980 

サザンの「いとしのエリー」をカバーしたことで、若い人にも一気に知名度が上がりましたよね。実際、あの曲はレイが歌ったから、好きになった曲でもある。

「Ellie My Love」1989

もともとは1979年のヒットですから、10年の時を経て、かな。

サザンオールスターズ オリジナル 1979

さてさて、盲目のピアニスト、シンガーソングライターなレイですが…失明したのは6歳の時、緑内障によって、ですね。

それでもピアノを学び、盲学校に通い、ジョージアからシアトルに移転したことでクインシー・ジョーンズと出会ったことが人生の転機になりました。とはいうものの、同時期に薬物使用の悪癖も始まってしまったとのこと。

Quincy Jones「Ai No Corrida」1981

「What'd I Say」1959

レイ自身が作詞作曲した曲です。何でも、ステージの演奏の後の間合いを何とか埋めるために、即興で作った曲だというのだから驚き(元ネタとして温めておいたのでしょうが)。
ゴールドディスクを取ったこの曲は、ソウルミュージックの火付け役となりました。

「I Got a Woman」1954

「You Are My Sunshine」1962

アメリカのオールドソングです。1939年に初レコーディングされました。この曲を作詞作曲したジミー・デイビスは後にルイジアナ州の知事になり、後にこの歌はルイジアナ州の州歌になりました。

「I can't Stop Loving You / 愛さずにはいられない」1962

この歌も代表曲とも言えるバラードですね。たくさんカバーされているし、CMとかでも使われてたり。

「Georgia on my Mind / 我が心のジョージア」1960

ジャズのスタンダードナンバーです。そして、レイ・チャールズの生まれ故郷、ジョージア州の州歌でもある。

でも、レイが作った曲ではなくて、1930年にホーギー・カーマイケル楽団がレコード化した曲で、ホーギー・カーマイケルが作曲、ステュアート・ゴレルが作詞を担当した。アメリカ南部をテーマにした、曲の注文を受けたことからで誕生した曲。

Hoagy Carmichael  オリジナル 1930

バンドリーダーだった、フランキー・トラムバウアーが1931年にレコードを出したことからヒットし、ジャズ・ブルースの定番の曲として歌い継がれることになりました。たくさんの人が歌ってカバーしていますが、やはりレイのが一番有名で、1979年にジョージア州歌となりました。アトランタ・オリンピックの時にレイが演奏もしましたね。

日本では、缶コーヒージョージアのCMにも長く使われたのでした。

桑田佳祐さん カバー

柳ジョージさん カバー

上田正樹 & 憂歌団 カバー

綾戸智恵さん カバー

尾崎紀世彦さん カバー

という具合に、日本でもたくさんの方たちがカバーしている名曲なのでありんす。

「My Baby」1960

レイって、ホントに歌い方にクセがあるというか、個性的ですよね。アクのあるクセではなくて、いい意味での個性。オリジナリティがあるので、数あるスタンダードナンバーや他の人の持ち歌を歌っても、すべて自分のものにしてしまう。 

独特のリズムの取り方、彼らしいゴスペルマインドって言うのかな…私はこの彼の声や歌い方、とても好きです。渋い声なのに明るいんですよ。とても太陽を感じさせるの。
スティーヴィー・ワンダーもそうなんだけど、目に光を失った人は、心にいつも太陽が輝いているのかな…

年を取ってからの彼の姿に馴染んでいるので、なんか可愛いお爺ちゃんと言う感じ。

今はもうお星さまになってしまいましたが、何ていうか寂しいというより、まだそこにいてくれているような、そんな気がします。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/04/30 掲載記事より転載


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