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James Brown - Living in America / リビング・イン・アメリカ - 1985

さて、ミスター・ダイナマイト、ソウル界のゴッド・ファーザーことジェームス・ブラウン。

どう見ても黒人な容貌のジェームスですが、実はお父さんはアパッチ族のネイティブ・アメリカンで、お母さんがアフリカ系とアジア人のハーフ。なので、ブラック(アフリカン・アメリカン)の血は1/4だけのミックス。

アパッチ族

ようするにヨーロッパの血が入っていないだけで、半分は純粋なアメリカ人(先祖代々大陸に住むネイティブ)なわけですが…その彼が侵略者である、白人からの迫害(黒人差別)に苦しんだというのは皮肉なもの。

「Out of Sight」1964

日本のカップヌードルのCMに出ちゃったときは、みんな驚いたよねー でも、ネームバリューのあるビッグスターが自国のには出ないけど、日本のには出る…ってパターン実に多いですのよね。これまでも、日本のCMにはたくさんの大スターが出ているし。

ミソンバ 
日清食品 カップヌードル MISO James Brown 15" 1992

ファンは大喜び。

こんな明るい彼ですが、やはりアイデンティティには大いに悩み、音楽の分野での成功の影で、私生活では人種差別と偏見に苦しみ、公民権運動ではワシントン大行進に参加し、キング牧師の支持者として活躍しました。

若い頃は窃盗をしちゃったり、捕まったり、救護院に入ったり…そのあたりは映画でも描かれているのかな(見てないのであった)。

映画予告「Get On Up /ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」2014

主演はチャドウィック・ボーズマン。「42 〜世界を変えた男〜」のジャッキー・ロビンソンを演じたのも彼でした。
ブルース・ブラザーズの、ダン・エクロイドも出演してたりする。して、ミック・ジャガーが制作に名を連ねてます。

映画予告「42 〜世界を変えた男〜」2013

そーそー ジェイムス自身も「ブルースブラザーズ」出てましたね~ どのシーンだったかなあ。

「The Blues Brothers」The Gospel Scene 1980

このシーンでした。
見たのは20年位前だから、覚えてないつかー忘れてたわ。

でもって、ジェームスの曲では比較的後期の・・・

「Living in America」1985

この曲が私はいっちゃん好きかなー 何かの映画だったか…に使われてたような気がするけど、忘れた。思い出せない。

あ゛、そうだ。ロッキーだ! ロッキー4!

「Get Up」1970

動画は晩年ですね。

「Sexy Machine」1970

ミソンバのオリジナルっっww これももち好きですよん。これも彼を代表する曲ですね。タイトルが衝撃的でww

日本では、バラエティー番組とかでよく使われてるような気がする。

「Papa's Got Brand New Bag」1965

「Get On The Good Foot 」1972

「I Got You (I Feel Good)」1966

正直、ジェームスに関しては語れるほど詳しく無いし、聴き込んでないのであれですが(有名曲数曲しか知らんし)・・・
とにかく彼はダンスのキレがいい! ガタイがでかいのに動きが早いっていうか何て言うか~(ウガンダ・トラさんとか、パパイヤ鈴木さんもそうだ)

この辺りは黒人だからっていうより、アパッチ族の血が入っているからじゃないかなあ~ ネイティブ・ダンス? それっぽいもの。

日本では、あまりインディアン(ネイティブって言われるの嫌うから彼ら)ダンス見る機会ないけど、マイケルの「ブラック・オア・ホワイト」でも少し出てくるように、結構ね、激しいですよ…ネイティブ・ダンス。

Michael Jackson「Black Or White」1991

そう言う意味で、ネイティブ・ダンスとアフリカン・ダンスの融合だった気がするです。

まさにアメリカ魂。彼の血脈のルーツのね、そこから湧き上がる魂と、肉体の血沸き躍るリズムだったんでは?…と思ってしまふ。

L.A. Style「James Brown is Dead」1991



他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/12/12 掲載記事より転載


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