見出し画像

霊媒体質と憑依体質の改善&付き合い方(後半)

すぐ続きを書こうと思っていたのですが、少し間が空いてしまいました。
そうするってーと、前に書いたこと、書こうとしていたことを忘れてしまいますねw という訳で、一気に書き上げないと宜しくないようです。

さて、憑依体質と霊媒体質の説明自体は、前半に書いたかと思いますが…

タイトルにした、肝心の「改善&付き合い方」ですね。
本題に入りましょう。

いずれにしても、まずは「自覚」することが大切だと思います。
根本的な解決のことは置いておくことにしまして…

自分が憑依体質であるのか否か、そして霊媒体質の素養があるのか否か
その辺りの自覚。それがイヤだとか認めたくないとか、受け入れたくないとかの心理的拒絶反応は別として。これは自分がアレルギー体質であるとか、乳糖不耐症だとか、体質的な特徴に関する知識を持つのと同じことですし、性格的かつ心理的な特徴や傾向を理解した上で、自分と上手く付き合っていくと言う、自分についての知識や情報を把握することと言えるでしょう。

つまりは、憑依体質であったり、霊媒体質であったりすることを認識して、その自覚を持つという事は、自分についての取り扱い説明書に項目を一つ二つ増やすだけのことです。

アレルギー体質の人が、自分の体質に合わない食品の摂取を避けたり、好ましくない症状を引き起こしてしまう状況や物質と接触するのを避けるように、生活する上での注意事項があるっていうだけの話でもあります。

その次に肝心なのは正しい知識を持つこと。

憑依体質の人は、それが憑依されている状態(他者からの影響を受けている)ことに気づいていない人の方が多いのですが… 少なくとも憑依体質や霊媒体質と言う言葉を認識している人、そのような自覚を持っている人は、霊的な事象について、正しい知識を身に着けるべきです。別に専門家になる必要はありません。

ほとんどの人は、自分の身に何が起きているのか解らないことでパニックになります。
人は未知なるものに恐怖を抱く生き物です。「理解出来ない」「消化できない」と言う、既存の知識や記憶の中に無いもの、それにそぐわない出来事、当てはまらない事象に対して、混乱と恐怖が生じるのです。

何故なら人間と言うのは、過去の出来事、記憶、既存の知識から、現在目の前で起こっている事象をカテゴリに当てはめて判断したり、対処しようとする生き物なので。そこから外れたものに関しては、どうしても理解・咀嚼するまでにフリーズして時間が掛かってしまうのです。
経験したことがないことには、脳処理(思考)が追い付かないというか…感情が拒否反応を起こしやすく、強いストレスを感じてしまうのですね。

そうならないためには、「知識」を身に着けるしかありません。

霊的な知識、すなわち霊的な現象に関する知識そのものですね。

自分の身に起きていること、自分が遭遇している事態や現象がどのような類のものであるのか…ナニが起きているのかが解れば、ある程度の恐怖や畏怖は無くなります。※その出来事によっては、まったく恐怖が無くなるということはないでしょうが

ようするに、「理解」出来ないことそのものが恐怖なのですから。

この辺りは、自分がアレルギー体質であること、アレルギー体質について知っておくこと、自分のアレルギーがどの程度のものであるのか、そして自分にアレルギーを引き起こす物質(食べ物その他)が何であるのか…
こうした知識を身に着けるのと同等です。

で、その後でアレルギー体質の人は、そのアレルギー物質と上手く付き合っていく方法…改善したり、寛解させる方法を調べたり、試したり、万が一で症状が出てしまったときにどのように対処すべきなのか…ということを学ぶ(知る)必要性があるわけです。

霊媒体質や憑依体質の人の場合、自分に起きている現象を霊的な知識に当てはめて、これだという原因や理由を見つけて当てはめた後に…することになりますでしょうか。
原因ごとに対処法が違いますから。
それと、最初の時点で、物理的次元で起きていること(現実世界の物理現象)なのか否か、現実の事象では無く、それ以外の次元で起きていることなのか…そこを見分ける目も大切ですね。何でもかんでも、霊的事象に結び付けるのもよくありません。実際「幽霊の正体見たり枯れ尾花」なんて勘違いもよくありますから。

「たぶん、これはこういうことなんだろう」と‥検討をつけたならば、それに対する対処法を試してみる。それで解決すればよし。解決しなければ、別の原因と見定めて、探ってみる。そんな風に色々やって試して、どの方法でも解決出来なければ、専門家のもとを訪ねるなど、他人の手を借りてみる。

というような感じです。

だからまず、相応の知識を持つこと、また自分独特の個性について理解し、そうした情報を持つことも忘れてはいけません。
アレルギー体質も、症状や起こることはほとんど似たり寄ったりではありますが、総ての人が同じということもなく、例外もありますし、人によって差異はありますので。
ただ、アレルギーならば、アレルギーテストを受けて数値の上で確認することも出来ますけれども(後は当人の実際的な体験ですね)、憑依体質と霊媒体質の人は、数値(物理的にもの)でチェック・確認する方法がありません。
こればかりは、ご本人が過去から現在に至るまで自分の身に起きた事象やハプニングなどから思い当たる点を鑑みたり、「他人の話を聞いた時に、もしかして自分はそうなのではないか?」とかの自己判断(他者からの指摘も含めて)に頼るほかはありません。

もちろん、私のような霊的な世界を対象とする職業人(専門家)の意見を聞くと言う方法もありますけれど。

憑依体質の改善方法としては、まず周囲からの影響を極力受けないようになる…ことこそが大切だったりします。

霊媒体質に関しては、これは改善すべき体質と言うより、当人の霊的成長度(霊的レベル)の問題も関わっていますので、ひとつの個性・特徴として考えるよりほかは無いのです。それよりは、上手く付き合っていく方法を模索したほうがいいと思います。それがベストです。

そして、霊媒であるが故に、憑依されることに気を付けること、これに付きます。好ましくない存在と波長が合う状態を避ける、自らの感情のコントロールを心がける等など。

他人や外部から受けている影響なのか、自分の内面的な感情のさざ波により、心も身体も不安定になっているのか、肉体の体調不良によって心が不安定になっているだけなのか… 色々と精査していくことです。

霊や他人が創ったエレメンタルという外部的な存在…他者意識からの影響にしても、自分が創ったエレメンタルという内面的な存在にしても、そのマイナス面の影響を受けないようにするためには、心身を鍛えることです。

心を強くし、精神を鍛えること。
自分軸をしっかり築いて、ブレない自分に自分自身を育てていくこと…

これがもっともベストな改善方法です。

瞑想を習慣にしたり、潜在意識のお掃除をしたり…自分の内面を見つめ直して(内省)、弱点を克服するべく信念を持ってそれに取り組むなど。自信をつけるために何かをはじめたりとか。
方法は様々。自分に合う方法で「弱い」部分を手放し、自分の「長所」を伸ばしていくことをすると、自分を日々動揺させ、惑わせる「恐怖の対象」から少しずつ離れていくことが出来ます。

そんな感じです。
まとめてみますと…

  1. 自分についての知識を得る。認識して自覚を持つ。

  2. 霊的な事象を引き起こす原因・引き起こされる現象についての知識と情報を得る。霊的知識について学ぶ。

  3. 自分の身に起きている現象・出来事を(2)の知識によって分析・判断する。現実の出来事なのか、そうでないものなのか。他者からの影響か自分の内面で起きていることなのか…をある程度、区別出来るようになる。

  4. (3)の判断に基づいて、対処方法を取っていく。自分で出来ることは自分で試す。どうにもならない、自分の手にあまることなら、他人や専門家の手(力)を借りる。

  5. 日々、憑依現象が起こらないように心身清浄な生活を心がけ、波動が下がって、良くないものを引き寄せないように気を付ける。また、同時に波動を上げること、氣不足に陥らないようにすること。自分の心身を鍛えることや自分軸を持てるためのトレーニングやエクササイズ、内省などを日課にする。

などでしょうか。

とりあえず、説明はこんなところです。このような内容で解りますでしょうか? お役に立てて頂けましたら、幸いです。

もし、こちらの記事を読んで頂いて、面白かった、参考になった…とそう思って下さったり、サポート下さいましたならば、心から嬉しく思います💛