Steve Miller Band - ABRACADABRA / アブラカダブラ - 1982
結成は1966年で、ボズ・スキャッグスが一時在籍していたりとか、50年以上活動している息の長いバンドで、最盛期は70年代から80年代にかけて。アメリカはサンフランシスコ出身の、ブルースロックバンドになります。
Boz Scaggs「JoJo」1980
2016年にはロックの殿堂入りもしてますし(いつも思うけど、殿堂入りの基準がよく解らないし、どのバンドも殿堂入りする時期が遅すぎる気もするですよ)
でも、やっぱりこの曲しか知らないってバンドだったり(私個人は)。70年代が最盛期なバンドであったと言うのに、聴く機会が無かったんですよね、当時は…謎。
さてさて、最初はスティーヴ・ミラー・ブルース・バンドという名称で、67年にモントレー・ポップ・フェスティバルに出演したことがレコードデビューへと繋がります。
「Living in U.S.A.」1968
「My Dark Hour」1969
これはメンバーがロンドンを訪れた時、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリソンとセッションを行って、ジョージが帰宅した後に、ポールがドラム、ベース、ボーカルを担当して録音された曲だったりします。
そんな感じでビートルズのメンバーとも交流がありました。特にポールは、後のアルバムにもゲスト参加していたりしますし。グレイトフル・デッドやジミ・ヘンドリックスのツアーに参加したり、リー・マイケルズやナッシュビル、チャーリー・マッコイなどとも、セッションレコーディングをしたりとか、他のミュージシャンとの交流も盛んで。
とはいうものの、スティーブ・ミラー以外のオリジナルメンバーはすべて変わってしまって、いなくなっていたりなんかして。そして、かなりの人数のメンバーチェンジを繰り返しててビックリするくらい。うん…こんなに激しくメンバーチェンジやってるバンドも珍しいと思う。
「The Joker」1973
「Rock'n Me」1976
「Take The Money And Run」1976
「Fly Like An Eagle」1973
「Jet Airliner」1977
「Jungle Love」1977
んでもって、私の中での彼らと言えば!な曲は…
「ABRACADABRA」1982
これに付きます。独特の曲ですしね。時代がMTV時代だったと言うのもあり、イリュージョンを用いたMVも印象的でした。それまでの曲調とはガラリと変わった曲ではありましたが、なので、この曲で彼らを知った私としては、こういう曲を作るバンドなんだって思い込みがありましたですよ。
ちなみに「アブラカダブラ」って言う言葉の意味ですが、コトバンクからまんまペーストしてしまうと…
まあ、そんな感じww
私の本職に関わる言葉ではありますが、簡単に言うと、古くから伝わる「おまじないの言葉」ってことですねっっ
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/07/04 掲載記事より転載
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