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クイック放出 その3

惰性的な機嫌の悪さの中にいるので、そこから広がる云々を徒然なるままに放出してみようと思います。
くだらない話なので、本当にただ徒然なるままに、という感じです。

本当に些細なことでした。
ある友人が他数名と話しているところに参加したとき、彼は久しぶり、のあとに私と私の恋人のことを聞き始めました。
きっと彼は私と恋人の共通の友人なので、なにか話題をと思って出たのがそれだったんでしょう。
ちなみに周りにいた人たちのことはよく知りません。
もしかしたら恋人とは知り合いなのかもしれませんが、特に何かそこから会話が生まれたわけでもなく、さらに言えば友人の友人は他人なので知ったこっちゃないです、みんな一律0スタートです。

なぜかとても嫌な気持ちになりました。
以前もそうでした、挨拶するなり私の恋人の話をし始めて、ひどく居心地が悪かったです。
今日は私の不機嫌も相まって、より一層居心地が悪かった。
そして1日イライラしているのも嫌なので、こうして何が嫌なのかを考えているわけです。
久しぶりに心と脳に結構な負荷がかかっていて、楽しいです。

そもそもの始まりは、彼が私の関わるすべての人と関わろうとし始めたところから始まっています。
私と彼の出会いはインターネット上のあるプラットホームの、グループの中でした。
当時私はそのグループ内にいる人たち以外との関わりが少なかったので、そのプラットホーム上の私の友人は、ほぼ私と彼との共通の友人になるわけです。
紆余曲折あり、一時そのグループの居心地が悪くなったため、私はグループ外で友人を作り始めました。
すると、彼もその新しい友人たちと関わり始めたのです。
それは、私のことを疑っていただとか、監視をしていただとかそういうことではなく、共通の友人を持ちたいということだったそうですが。
それは素敵だと思います。

ただ、私と彼の関係において、その他の人々が「恋人と恋人じゃない人」であるように、私の友人に関しても、ただ「私と私の友人」で良いと思うんです。
その友人と仲良くなりたいんだったら個人的に仲良くなれば良いだけで、その2人が仲良くする中に私が必ずいる必要はないはずです。
あなたをきっかけに、この人と仲良くなったよ、そうなんだね、よかったね、では?
だから、私の友人の中に苦手な人がいていいし、仲良くなりたいのならなれば良い、私も彼の友人の中に心底嫌いな人間もいますし、彼をきっかけに親友になった人もいます。

そして正直言うと、私は私だけの平穏を守りたい。
人にはそれぞれ、心地が良い空気というものがあります。ノリと言っても良いかもしれません。
私とこの人、とか、私とこの人たち、という間の中で流れるその空気を守りたいです。
そして、そこに滑り込んで馴染める人が好きです。

私は、彼は彼の話したい話を人とするのが好きなんだな、と思っています。
良く言えば会話をリードするのが上手いのですが。
私は彼の話を聞くのは好きですし、一対一で話している時間は他に誰がいるわけでもないので、お互い話したい話をします。
ただ、私と友人の中に入っきたとき、まぁよく喋るので、高確率で最終的には彼が話したい話に落ち着きます。
彼の話を聞いているのは楽しいので、私はそれは構わないのですが、それを私が私の友人と話している時にするのはやめろと思っています。
私の友人に興味があるのなら、好きに関われば良いが、その人自身に興味もないけれど私の友人だからというだけで掻き回すなら黙って見てろと思うわけです。
初期段階からかなりの介入を受けていたので、だんだんとその新しい友人たちの中で私は「彼の彼女のわたし」という位置付けになっていくわけです。
そうして、今回のような居心地の悪さが生まれます。

中には、私をきっかけに知り合って、とても仲良くなった人もいます。
今日の彼も、その内の1人です。
それは良かったと思いますが、現状、これから彼以上の共通項が生まれる気もしないので、私はフェードアウトしていくんじゃないかなと思います。

あぁ、ちょうどお腹が空いているので、例えると、
毎日カレーを食べていて、カレーが嫌いなわけではないけれど、お寿司も食べたいなと思ってお寿司屋さんに行ったら大将が「カレーが好きだそうで…」と言いながらカレー味のお寿司を出してきたみたいな気持ち。
もしかしたら本当は美味しいお寿司屋さんなのかもしれないけれど、私が寿司屋でもカレーを食べたいと思っているようなのでもう行かないかな、みたいな。
わざわざ伝えるほどの行きつけでもないし、みたいな。

結局何が嫌だったんだというところは、正直確定的な何かがあるわけではなく、ただたんに今日の私の機嫌があまりに悪かったというところが大きいのだと思います。
それこそ、普段だったら、ましてや機嫌の良い日だったら、「大将わたし今日まで毎日カレーだったんですよ!もう!」くらいに流せると思うんですよね。
そしてその後の美味しいえんがわを楽しむと思うんです。

タイミングが悪かったのかな。

でも、そもそも私はプライベートな話をするのが好きではないし(noteでぶちまけていますが)、ましてや恋愛の話なんて、こっちも興味ないし興味を持たないでほしいと思っています。
見せびらかすというか、あまり人に見せるよりも自分たちの中で共有しているのが好きです。
話すなら私は、私に良いことがあったときに心から喜んでくれる親しい友人に話したい。
逆も然り、親しい友人には幸せでいてほしいし、何か良いことが起きたのなら知りたい。おめでとう、やったね、と伝えたい。
よかったね(社交辞令)で終わる程度の会話なら、わざわざ居心地を悪くしてまでその話をする必要はないと思っています。
一般論的な話は好きです。

というか、みなさんそんなに人と自分の恋愛の話をしますか?
私が自分の恋愛の話をするときって、ちょっと変なおもしろい元恋人の話をネタとしてするか、何か悩みがあるときや文句があるときに親しい友人に話すか、そのくらいなのですが。
たとえ何か色々な人の意見が欲しいという時も、一般的な話として、または、もしもこうだったら、というていで話します。

あぁ、なぜか良い夢と悪い夢のことを思い出しました。

子供の頃、悪い夢を見たときには人に話さないと正夢になる、と聞いた私は、では逆に良い夢は人に話したら正夢にならなくなってしまうのか、と思ったのです。
それ以降、正夢になってほしい夢は人に話さないようにしています。
きっと悪い夢云々というのは、子供のストレスマネジメントとして言ったのだと思いますが。

ただなんとなく、良い事は、小さく秘めておくことに価値があるような、美しいと思っているような、そんな気持ちを持っているんだと思います。


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