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「さと山クリーン」(小湊鐵道×岩渕薬品コラボ企画)

2023年5月、小湊鐵道と岩渕薬品のコラボレーション企画として健康×観光×清掃をテーマに掲げ「さと山クリーン」が開催されました。すでに小湊鐵道が開催している『さと山ウォーク』のコースの一部をゴミ拾いしながら企業間交流をするといった企画で、中房総のさと山の素晴らしさを再発見すると共に、心も自然もきれいになるようなイベントとなりました。

1. 「さと山クリーン」開催の背景

小湊鐵道企画『さと山ウォーク』とは

現在、小湊鐵道では『さと山ウォーク』と題して、2024年2月29日までウォーキング企画を開催されています。期間中に下記のステップで参加すると記念ピンバッチをもらえるそうです。

小湊鐵道ホームページより引用

ちなみにこちらは通年開催なので、期間中いつでも好きな日に参加できます。コースは小湊鐵道の沿線に6区間あります。
ご興味を持たれた方は下記のサイトをご覧ください。

岩渕薬品企画「ウォーキングトライ千葉」とコラボ

岩渕薬品では定期的にウォーキングトライ千葉(以下WTC)を開催しています。WTCとは健康推進アプリ「with LEAF®」を使用し、千葉県内で参加表明をした企業が行う、企業間対抗のウォーキングイベントです。

今回は千葉県内のWTC参加企業へお声がけし、『さと山ウォーク』とコラボレーションしたゴミ拾い企画として「さと山クリーン」を開催しました。
参加者様の中には、普段お休みは家で過ごすことが多いけれど、今回のお知らせがあって「歩いてみよう!」という気持ちになったという方もいらっしゃいました。

2. コースは【月崎駅〜養老渓谷駅】

今回、ウォーキングコースは小湊鐵道『さと山ウォーク』の6区にあたる月崎駅〜養老渓谷駅でした。
約7.5kmの道のりで、普通に歩くと約2時間15分かかりますが、今回はゴミ拾いをしながら3時間程かけて歩きました。

小湊鐵道ホームページより引用

3. 「さと山クリーン」当日のこと

月崎駅をスタート

前日まで雨予報でしたが、当日は奇跡的にほとんど雨に降られずここちよい一日となりました。
当日参加してくださったのは17名の方々。小湊鐵道の石川社長にもご参加いただき、午前10時、月崎駅から元気一杯にスタートしました。

さと山の大きな木々や竹林の緑、美しく広がる田んぼの景色など、豊かな自然を感じながらゴミを拾い、進んで行きました。

チバニアンに寄り道

途中チバニアンに寄り道し、地球磁場逆転期の地層を見学しました。

チバニアンは千葉時代という意味をラテン語にしたものです。令和2年1月17日、IUGS(国際地質科学連合)により、市原市田淵の地層が地質年代境界の国際基準地(GSSP)として認められたため、今から約77万4千年前~12万9千年前の時代に、「チバニアン」という名称をつけることが決定されました。これはジュラ紀や白亜紀といった地質年代の名称に、日本の地名が採用されたのは初めての出来事。その証拠となる地層こそが、この市原市の加茂地区田淵にあるのです。

市原市ホームページより

県道81号沿い

大きな道、県道81号に出ると途端にゴミの量が増えました。あっちもこっちもと一生懸命になってゴミ回収に奮闘しました。

新緑の中の小湊鐵道撮影スポット

鉄道ファンにも人気だという小湊鐵道撮影スポットでは、新緑の中走り去る電車の様子に一同大興奮でした!

養老渓谷駅に到着

ゴール地点の養老渓谷駅には午後1時ごろ到着し、達成感に満ちた笑顔で回収したゴミの入った袋と共に記念撮影。
1人当たりの歩数は3時間で平均11,000歩越える結果となりました。
その後、皆様と鮎の塩焼きをいただきました。とっても美味かったです!

さと山の景色を堪能しながらのウォーキング、意外とたくさん落ちていたゴミを拾うことで自然とスクワットもでき、非常にいい運動にもなりました。

小湊鐵道『さと山ウォーク』記念ピンバッチもゲットしました♪

今回、小湊鐵道と岩渕薬品のコラボイベントでしたが、その他の企業の方にもご参加いただき、普段はできないコミュニケーションも生まれ素敵な機会となりました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今後もこのような企業間交流が楽しめるイベントを企画し、千葉県を盛り上げていきたいと思います!