チバニアン

秋の遠足

小湊鐡道トロッコ列車に揺られて、チバニアンを訪ねる。ワインを持参したものの、トロッコ車内では教育上の配慮をして断念、最寄りの「月崎駅」をお借りしてのランチタイム。ちなみに、降りたのは我々だけだった。

 さあ呑もう!というところで駅員さんがやってきた。苦情を言われるかと思いきや、以前新聞に書いたコラムのお礼を仰ってくださる。その後、名誉駅長さんを中心に記念撮影となった。矍鑠とした姿に、自らの背筋も

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『赤いハイヒール』

「ニコル教授、本当に大丈夫ですか?」
「心配するな、ミッシェル」
秘書のミッシェルは不安げにカーネルサンダースにそっくりのニコル教授を見つめる。
 地質学者の権威であるH大学のニコル教授は、地球電磁気・地球惑星圏学会に呼ばれ、チバニアンに関しての論文について講演をしに東京国際フォーラムに来ていた。77万年前の地磁気逆転現象が実際にあったのか、なかったのか、研究者だけではなく一般の人々まで多くの関心

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相反する存在は磁場の逆転が産んだかもしれない

先日「チバニアン」という場所が話題になっていた。
どうやらそこで古代、地球の磁場が逆転したという話である。

磁場の逆転は何回か起こっているらしいけど、この場所ではその逆転がはっきりわかる数少ない場所とのことだ。

地球が逆転するということは世界がひっくり返るようなものだと思う。世界がひっくり返る前、この地球はどんな世界だったのだろう。

現在の地球では相反するものが同居している。光と闇、右と左、

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