介護をしている全ての人へ#41 ~ やられてもやり返せない…無念
2019年2月10日(日) 母の日記
体がいつもより軽く感じる。うれしい。
トイレ介助2回、清拭2回。脂肪様の便。
夫、よちよち歩きでトイレが間に合わないが、紙パンツ拒否。困った。
居眠りも多い。目を覚ますと、食事と、お金のことしか言わない。これなら、スポーツ番組でも見ていてくれた方がいい。
今となっては愛されていたのか、そもそも私が愛していたのかもわからないが、日常行動の意味も解らないし、会話もかみ合わない。私がいよいよ死の床についたとき、何かを伝えることができないし、何も言ってもらえないと思うとすごく悲しいし寂しい。
午前中は、昨日に引き続き、オークションに出す物の撮影をする。新品同様のキャンプ道具やゲームやガンダムを撮影してはコンピューターに打ち込んでいた。
写す角度を変えたり、光の当たり具合を変えてみたり、いろいろ工夫するのは楽しい。
着物の帯や帯留めも出してもらったが、あまり反応はないとのこと、今日は外国向けに出品した。売れるといいが、望み薄。
昼過ぎ長男が埼玉に帰っていった。向こうで色々用事があるとのこと、忙しそう。夜、新幹線で帰ってくるというが、少しは休んでほしいと思う。
2019年2月10日(日) 私の日記
父をだまして連帯保証をさせた、男を突き止めるために刑事事件を扱う弁護士さんを頼ることを思いついた。個人情報保護法に守られいたって、刑事事件となれば警察が探し当ててくれるに違いないと思った。
予約を取って相談料を払って話を聞いたが、難しいとのことだった。いろいろ理由を説明してくれようとしたが、できない言い訳を聞くために30分5,000円の相談料を払うのがもったいなすぎて、早々に退散。
どうしたら、この窮地を脱出できるのか…途方に暮れてしまった。
地元にもどり、幼馴染のMちゃんと夕ご飯をたべた。小学校からずっと一緒の女の子との昔話。たのしかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?