『今どきの若い者は』

↑いつの時代もよく聞く言葉な気がします😅
僕が若者だった頃は大人に言われたし、アラフィフになった今は、子供の頃に言われて辟易してたはずの自分達の世代が使ってたり。

個人的には、この言葉は好きではありません。
というか嫌いです😁

【年を取ってたら偉いんだろうか?】

この疑問が、子供の頃からずっとあって🤔💭
なんかマウント取ってるような響きしか感じなくて。
この一言ですべてを片付けてしまうのは、人間としての視野・可能性を自ら狭めてしまうだけじゃないのかなと。
もしそうなってしまったら、あまりにももったいない。

もちろん、長く生きているからこそ持ち得るものもあります。

『老いは恥ではない』

↑これは、ボクシング・元ヘビー級王者、ジョージ・フォアマンの名言。
20代の頃、飛ぶ鳥を落とす勢いでチャンピオンに昇りつめたフォアマン。
しかし、全盛期を過ぎてたと思われていたムハマド・アリに屈します。
若さからの勢いまかせだったフォアマンは、経験から裏打ちされた綿密な作戦と駆け引きに長けたアリに敗れ、後に引退。

しかし、40歳を目前に現役復帰。
誰もが無謀と思っていた挑戦でしたが、若き頃には持ち得ていなかった卓越した洞察力からの読みを武器に、再びチャンピオンに。
45歳まで王座を防衛し続けました。
肉体的には当然ピークを過ぎていたけど、積み重ねた経験・引き出しは、年を重ねてこそ持ち得る物。
若い頃には出せない味が確かにあります。

ただ、それで若さを否定するのは、それは別の話じゃないかなと🤔💭

経験がある反面、アップデートを疎かにしてしまいがちになるのも大人。
進化を忘れ、現状維持で満足してしまう人が実際、僕の周りでも数多くいます。
新しい知識・文化を許容できない、受け入れようとしない。

僕が

『今どきの若い者は』

という言葉に違和感を覚えるのはそこです。
自分が知らない事を知り、視野を広げるには、異世代交流は必須😉

『昔はこうだった』

と、過去の価値観だけで生きるのはあまりにもったいない。
この筆頭が張本勲さんだとか、僕は口が裂けても言いません😁(爆)。
生きてるのは現在なのだから、それだと時代に取り残されるし、進化は止まってしまう。

だから僕は、様々な世代の文化・考え方を取り入れるのが大好きです😄
その上で、長く生きてきたからこそ持ち得る経験値は、次世代に出し惜しみなく伝える。
その上で、自分が持ち得ていない事は貪欲に吸収する✨✨
これは、今年のWBC⚾で、ダルビッシュ有選手が実践していた事。
WBC制覇の影の立役者はダルビッシュ有。
栗山英樹監督が

『ダルビッシュジャパン』

と称えていたのは、彼の献身的な姿勢が、侍ジャパンにとてつもない無形の力を生み出したから。

そしてもうひとつ付け加えるなら、年齢なんて関係なくしっかりしてる人はしっかりしているし、80歳まで生きようと子供の頃から薄っぺらく生きてきた人は、80歳になっても薄っぺらい😅
なので、理不尽な体育会系気質を振りかざす人間も大嫌いです。
そういう人に限って

『今どきの若い者は』

と連呼する😅

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