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ゲームやスマホとの上手な付き合い方を子供に教えたい

私の子供時代はファミリーコンピュータ全盛期だった。

懐かしのフォルム

周りではやれスーパーマリオだの、ドラゴンクエストだのって盛り上がるクラスメイトもいたのだが、ファミコンを持っていない当時の私は当然輪に入れなかった。

両親はゲームは悪だと決めつけているタイプの大人だったので、私がファミコン欲しいと言っても当然買ってはくれない。

こう言う時は伯母に頼るのだ。大阪で会社を経営している伯母夫妻は私のことをよく可愛がってくれて、実家ではできない体験をたくさんさせてくれた。今でもカウンターのお寿司屋さんに初めて連れて行ってもらったことは覚えている。

そんな伯母に相談し、小学2年生の誕生日に念願のファミコンを手に入れることができた。

歓喜の踊りを繰り出す私に母は一言。

「おばちゃんが買ってくれはったけど、ルールがあるからな。目悪くなるから1週間に30分。これは守るんやで。」



1週間に30分。


この厳格なルールはきつかった。


マリオはいつまで経っても2面から先に進めずクリボーと戯れる日々。


セーブできるゲームだとしても30分でセーブポイントに辿り着かないと1週間の進捗は無に帰す。


そもそも週30分だと上達しないので進まない。



これは時間をなんとか増やすしかない。

テストの点が良かったり、コレは褒めてもらえる!と思った出来事があると、母の機嫌の良さそうなタイミングを見計らい、

「ねぇ〜お願いがあるんやけど〜ぉ 今週あと30分だけ増やしてくれへん〜?おかあさん おねが〜い」

と体をクネクネさせながらお願いをする。

あかんの一言で終わる時もあれば上手く行く時もある。

運良く30分を勝ち取ればガッツポーズでマリオの世界に飛び込む。

初見で挑んだクッパに撃沈する。

アディショナルタイムはそこで終了。



そんな子供時代だったので、大学生になってバイトで自分の好きなものを買えるようになった途端大きな反動が来た。

プレステ2、ゲームボーイアドバンス、PSP、Xboxといったハードを買いそろえ、人がハマるゲームには一通りハマったと思う。


振り返ってみて、単に時間を制限するのではなくゲームとの上手な付き合い方を教えて欲しかったな、と思う。

これは他にもあって、上手なお金の使い方。人との付き合い方。など


全て親から教わるものではないとは思う。

ただ、大人で必要なスキルを大人になってから手探りで獲得するハメになり、失敗を繰り返している気がする。



我が子にはこういうことをしっかり教えてあげたい、と言う気持ちでいっぱいだけど、親のこういう気持ちって 子供からしたら鬱陶しいのだろう。まぁ ほとんど聞いてくれない。

そりゃ興味がなければ聞いてくれるわけもなく、こうやってタイミングを見計らううちに子供も大人になり巣立っていくのだろう。


子供に人気がある人(ヒカキン?もう人気ないのかな)あたりが人生をしくじらないための授業をしてくれたらいいのかもしれない。


なんの話だっけ。

あぁ、そうだ。

ダメと言われると人は抜け道を探してなんとかできる方法を探し出す。
時に隠れてでもやろうとする。

ゲームとYouTube大好きな長男にどう声掛けするのがいいかな、と考えていて、ふと昔のことを思い出した、というとりとめもない話。

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