4月末の日記

気がつけば今日は4.29、昭和の日。例年ならもう落ち着いて、中間テストはどうしようと考える頃である。が、今年はなんだか忙しい、全く落ち着かない。授業以外にやることが多すぎる。何をしているの?と世間様はおっしゃるでしょうが、まぁ、分掌仕事が忙しいのです。語ると愚痴になるので、詳細説明は略。忙しいのは私だけではない、みんな忙しいからみんなおかしくなる。というわけで、まだ軌道に乗らないものの、文学国語での10分読書が始まった。なんと!うちの子(生徒)たちが静かに本を読んでいるではないですか!これはスゴイ!ライトノベルを読む生徒多数、でも良いではないですか!これだけ本に入っていけるなら。本を忘れてボーっとしている子には、教科書の未読素材を読むように指示。山月記、山椒魚、鉄道員あたり、教科書に載っている。そしてたまたま、この10分読書の時間、管理職の授業観察が入り、校長がじーっと机間巡視して回られた。(多くの学校では20分くらい授業を見たら退室されるのだが、うちの管理職は最後までおり、しかも机間巡視までしちゃうのかー)授業後に「いいですね!心を落ち着かせることができて。」とお褒めの言葉をいただき、ホッと一息。困ったのは、「はい、読書終わり!教科書ね!」と言ってもまだ読んでいる生徒・・・。そうね、教科書のお勉強はつまらないのね。方策を考えねば。さて、そんなこんなでぐったりな4月の私を励ましてくれたのは、「おぜんざい」。レトルトパウチの安いやつです。アンバサダーの恥ですが、おぜんざいってあまり食べたことがなかったのです。私の母はコテコテの東北人、よく小豆を煮てあんこは作ってくれましたが、おぜんざいを食べる機会はなかったのです。レトルトのぜんざいは思いのほか甘くなくて、お汁はさらっと水のように粘度が低い、粒は嚙むほどに香ばしく小豆の持ち味をかなり主張してくる。そうか、おぜんざいは、粒の食感とお汁のさらさら感を同時に楽しむものなのですね!「善哉の粒の固さよ春の夜」と久々の一句。レトルト一袋、一人前となってはいますが、2~3回に分けて食べました。餅嫌いの私は、食パンをちぎって入れると美味しいことを発見!さて、そろそろ仕事に戻ります。早朝に分掌仕事を一つ終わらせたので、これから授業準備です。


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