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神秘的な小樽の「穴滝」

 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、八軒自然科学クラブの通常活動…つまりハイキングや登山で訪れていた場所から、小樽の「穴滝」を紹介します。
 小樽の「穴滝」は、縄文時代以前にできたとされる洞窟内にある滝です。
 八軒自然科学クラブでは、地元の八軒近くにあるJR琴似駅に集合し、JRで小樽駅まで行き、そこから北海道中央バスの「天神町行き」に乗って、終点で降りてから…やっとスタートとなります。
 その後、延々と、もう本当に延々と歩き続けた先に洞窟が見えてきて、中に入ると、やっと滝と御対面となる訳です。
 この、途中の山道、だらだら続いている感じで面白くありません。ただし洞窟まで500mになると、鬱蒼とした林の中、しかも、あちこちに小川が流れ、ちょっとした崖や急斜面もある道を進む事になるので、それは面白いです。
 こんな苦労(?)を乗り越えて到達しただけに、「穴滝」を見ると子供たちも指導員も興奮します。林の奥に洞窟があり、そこに滝がザーザー落ちているのですから、興奮するなという方が無理だとは思いますが…。
 八軒自然科学クラブでは9月上旬に行くので、まだまだ暑い時期です。そのせいもあって、ほぼ例外なく子供たちは滝の水を触ろうとします。中には、「滝に打たれる修行」を始める子もいます。確かに、ちょっと神秘的な雰囲気もあるので、「滝に打たれる修行」をしたくなる気持ちは私にも分かります。
 八軒自然科学クラブの通常活動で、私は、この小樽の「穴滝」が最も好きでした。何かを成し遂げたという満足感があり、しかも少し神秘的だったからです。
 なお、実際の様子を見てみたい方は、「小樽」「穴滝」と入力してネットで調べてみてください。かなりの数の写真がアップされています。
 本当は私も沢山写してあったのですが、写真データが見つからないのです。盛り上げておいて、この情けなさ…申し訳ありません。

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