葬儀からの学び~③葬儀社

 金曜は、月~木曜までに含まれない内容を書いています。ここしばらく、自分の体験を基にした葬儀に関わるアレコレを書いています。
 今回の葬儀では、北海道では割と大手の葬儀社に御願いしました。さすが大手だけあって、大きな問題は無かったです…が、細かい点で気になる部分はありました。
 最も気になったのは、細かい「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が甘かった点です。この辺りは属人的要素が強いので、今回の経験だけで決めつけるのは良くないと思いますが、例えば、お通夜や告別式で使われた文房具(ステープラーやペン、粘着テープ、糊…など)について、「用意した分は自由に使って構わない」とか「用意した分は葬儀費用に含まれている」とか「最終的に全部私たち一家の引き取りとなる」と言った説明がありませんでした。大きな問題ではないのですが、私的には気になってしまいます。
 また、全体的に価格設定が「お高め」なのも、ちょっぴり気になる部分です。もちろん、色々と人件費がかかるので、それが上乗せされている事は分かります。特に、葬儀社の方々は死体に触ったり、死体を運んだりしなくてはならず、「肉体的にも精神的にもキツイ仕事だなぁ」と、私は感じました。だから、その分が含まれている事も理解します。
 でも、デジタル遺影でウン万円…しかも、こちらにはデジタル遺影以外の選択肢が無いとなると、やはり気になります。「我が家的には、普通の写真の遺影で構わないから、1万円くらいにならないのかなぁ」と、心の中では思っていました。
 衣料品店や飲食店であれば、普段から目にする事が多いですし、評判を紹介するサイトなども多々あります。だから、色々な条件を自分で検討して選ぶ事ができ、結果として、気になる点も少なくなるでしょう。
 それが葬儀社ですと、滅多に御世話にならない事もあり、事前に分からない部分が多々あります。そのため、気になる点が出てくる事も多いのだと思います。
 事前に調べておくべきなのでしょう…が、なかなか出来ないのが人間なのです。
 …と言う事で、今回は終了です。次回、令和5年12月25日(月)の記事も宜しく御願いします。
 なお、12月29日(金)は「葬儀からの学び」とは別内容になります。「葬儀からの学び」の続きは、年明けの令和6年1月5日(金)となります。

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