見出し画像

47歳、はじめての転職_69_転職初日の挨拶のこと

今週も新しくご入社された方が弊社にいらっしゃいました。
朝礼で挨拶はあるものの、その朝礼は週に1回の為、なかなかご本人を知る機会もなく分かりません。そこで配属先の上司が各部署にお連れして「今日から営業部に配属された〇〇さんです」と皆さんに話をし、ご本人からも「〇〇です。よろしくお願いします」とご挨拶されています。


当時の私の上司は、このあたり放置でした。加えてコロナ渦でもありました為、出勤される社員も少ない。新卒で訳が分からない素振りをすることも出来ません。(47歳のおっさんです)恥ずかしいとか色々な気持ちがありましたが、私は翌日から挨拶して回る事にしました。コロナ渦でしたから、週に1回出勤の方もいます。とくかく私にとって初対面の方だと思ったら、出勤されてデスクに着席後に「おはようございます。今週の1日より入社しております鯉之助です。よろしくお願いします。」と挨拶してまわり、その後組織図でその方を名前を探し、チェックマーク(挨拶済み)としていました。


いやあ、色んな方がいる。心地よく挨拶をしてくれる方、いきなり世間話をしてくださる方、勿論そうではない方もいらっしゃいました。マウントを取りに来る方もいました。そんなつもり全然ないんですけれど。

最初5人くらいまでは、ドキドキしていますが、その内楽しくなってきます。チェックした組織図を見ながらコンプリートしてやるぜ!と訳の分からない気持ちになりました。でも何故そんなことをしたか?それはこの記事を読んだからです。




48歳で転職された時にされた事が記事になっていました。もちろん有名な方ですから比べるなんておこがましいですが。それでも参考にさせていただきました。

転職して入社。しかも私は47歳のおっさん。仕事で早く成果を出すにはまずその組織に慣れる事。この”慣れる”時間を圧倒的に短くする必要がある。加えてそれまで新卒入社した1社経験のみの25年。さあどうする?どうする?と入社前に結構あせってた記憶があります。たまたまこの記事に巡り合えて、たまたま上司も各部署に挨拶につれていってくれなくて、同じ環境と勝手に思い込み挨拶してまわったというものです。

果たしてこれが良かったのか、本当に慣れるまでの時間を最短化出来たのかは分かりません。でも「やる事やったし」と吹っ切れて仕事に向き合う事が出来たと思います。



逆の立場に立つと、わざわざ挨拶してくれるというのは、悪い気はしません。そういうところで逆に自分の人間性が試されているとも思います。挨拶される側は1回ですが、挨拶しに回っている側は社員の数だけ回数を重ねます。経験値としては差が出るものです。単に挨拶ひとつで経験値というのも大層かもしれませんが、こういう事を重ねていって人間性が積みあがっていくと思います。



これから入社を迎える方もいると思います。社員全員は無理でもデスクが近い方だけでも、挨拶して回ってみてください。もじもじしていると時間だけが過ぎていきタイミングを外すと逆に変な感じになります。本当に挨拶だけ。「〇〇です。改めてよろしくお願いします。」これだけで十分です。これ以上話す必要もないです。だらだらしゃべると「しんどい」なあと思われるだけですから。特に年齢の高い方が「下から入る」事って実は「大きい人」だと思います。ご参考になれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?