1.四国巡礼 八十八か所巡り
超体感!四国 お遍路の旅
2024年が明けた1月1日元旦。石川能登半島で地震が起きた。なぜこのタイミングか?自然災害、備えの難しさを感じた。多くの建物が倒壊し、津波の発生。大規模火災。被災し亡くなられた方にお悔み申し上げたい。
その日の午前7時頃からテレビをつけ元旦を楽しんでいた。たまたま見ていたNHK放送で、「四国お遍路の旅」の特集を放送していた。偶然である。
2023年8月から始めた、「65歳までにやりたい100の事」の企画で、1番目に書いたのが、四国巡礼だった。随分前から八十八ヵ所には興味があったがどのようなものか、調べたりしたことはなかった。この企画を実行に移す段階で調べてみると、巡礼の総距離やおおよその日数、予算など想像を超えるものだった。正直、会社員で仕事をしていると不可能な企画だった。その遍路旅を取材し、放送したのがNHKの元旦の特集だった。そこには様々な人間模様があり、なぜ挑むのか?なぜここなのか?などであった。興味がある方はアーカイブで視聴できるので見ていただきたい。
災害は、私の岐路に影響を与えきて来た。偶然と言えば偶然で、それが必然と考えることもできる。1995年「阪神・淡路大震災」の時は、東京から引き揚げ、沖縄に戻った頃だった。先のことも考えられず、食うために飲食店んでバイトを始めたころだった。勤務中に店内のテレビで流れる被害状況に客も釘付けになっていたのを覚えている。
2011年の「東日本大震災」の頃は、飲食店を経営していたが、この先日本はどうなるのだろう?と確かな情報もなく不安に感じた時期だった。それを感じさせたのは、原発事故だった。多くの国民が、目に見えない災害に恐怖しただろう。そして今回の地震。
2023年8月に、「65歳までにやりたい100の事」を企画して、直後の災害であったので偶然ではなく必然と感じた。NHKの放送直後に知人との雑談のなか、私は一度行きましたよ!という高齢男性の方に出会った。実際に経験者に出会ったことも偶然である。詳しく聞くことはできなかったが、この男性は、1ヵ月ほどで巡礼を達成したといっていた。旅の中で多くの巡礼者(お遍路さん)にあったというが、中には、「今回十回目です」という方もいて、「四国病」と言われているらしい。
今の時点の構想では、63歳頃で早期退職して出発したいと考えている。私の中では、今回の企画、「65歳までにやりたい100の事」が巡礼に匹敵する長い旅路だと考えることもある。
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