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シェリー樽ウイスキー


はじめに



皆さん映画やドラマは好きですか?
昔の映画ではよくあったシーンを急に思い出しまして・・バスローブ着た男性が夜景を見ながら膝に猫を乗せワイングラスをクルクル回す描写を最近見かけなくなったなと・・
先日名古屋出張があり、あまりに退屈だったためホテルの一室で挑戦してみました。
しかし道具を全部揃えるのも大変なので身近にあるものを使用しました。
浴衣を着て膝に座布団を乗せ緑茶をくるくる回しながら5階から見える夜景を眺めてみました。
窓に映った自分を見てやはり気持ち悪いなと感じ2度と真似しないことを誓いました。
ということで今回はワイン樽で熟成されたウイスキーを紹介します。
甘めのものが好きな方は特に楽しめる内容となっておりますので参考程度に見てください!

タムナヴーリンシェリーカスク



そこまでメジャーではないのですがこのタムナヴーリンはとても甘口になっております。
現在シェリー樽のウイスキーが高騰しており購入を迷ってる方も多いと思います。
タムナヴーリンは認知度がそこまで高くなく個人的には今まで飲んだウイスキーの中でトップ3に入っております。
しかも4000円台でシェリーを楽しめるのはなかなかありません。
数年以内に必ず人気が出るので値上がりや手に入りにくくなるかと思われます。
有名な銘柄が必ずしも美味しいとも限りませんし、ウイスキーと人間の舌が良い感じにマッチしたものが自分に合うウイスキーなので試しに飲んでみてはいかがでしょうか!
ハイボールにするとアセロラ、オレンジの風味を感じ果実感が強く完成度が高すぎるお酒に仕上がっております。


グレンファークラスヘリテージ



グレンファークラス10年や12年が定番でしょうが今回はヘリテージを紹介します。
ヘリテージとは熟成年数8年以下の若い原酒を使用しており樽も3~4回ほど使いまわしているため比較的軽い酒質になっております。
10年と比べるとシェリー感は薄いですが伝統的なガス直火蒸留を行っていることもありしっかりボディ感もあります。
グレンファークラスの良い面を出しつつ通常よりあっさりした印象ですね。
しかしシェリー感が強ければいいというわけではなくライトなシェリーが好きな方にはおすすめです。10年を飲んでみてちょっと濃すぎるなと感じたらヘリテージを飲んでみてください!
こちらもあまりメジャーでないため安く購入できます。


グレンカダムレセルヴァアンダルシア


オロロソシェリー樽で熟成させたボトルになります。値段は5000円以上と少しお高いですがリンゴやバニラの風味を感じフルーティで絶品なため飲んでみてください!
元々グレンカダムのポットスチルはラインアームを15度上方に向けているため軽い酒質になりやすくストレートでも飲みやすいのですが度数が46%あるのでちょい加水するくらいが丁度よかったです。
フォロワーさんからもグレンカダムはハイボールにすると美味しいと言われ飲んでみると果物やスパイシーな風味で一番飲みやすかったです。
それにグレンカダムの熟成庫は1825年に建てられたダンネージウェアハウスがあり、200年前からある熟成庫で作られたんだと思いを巡らしながら飲むのもいいですよね。

おわりに


今日紹介したボトルはそこまでメジャーではないため飲んだことない方も多いです。
あまり紹介すると品切れになるため隠した方がいいと思いましたが、まだ自分自身の認知度がないため影響ないと思い紹介しました。
これがウイスキー界隈で有名な土屋さんだったり、ユーチューバーの方であれば間違いなく品切れになります。
興味のある方は一度購入を検討してみてはどうでしょうか!

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