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個人事業主さんのインボイス制度について考えてみた。

【個人事業主さんのインボイス制度】
お初のブログです。経理をずーっとやって十〇年・・・思ったことを書いてみました。
お友達の個人事業主さんに聞かれた・・・頭の痛い「インボイス制度」を経理さんの主観で考えてみました。

1.   インボイス制度とは?
消費税の納付額を直接的(課税事業者を増やす)・間接的(免税事業者消費税を負担させる)増やす政策!

2.   インボイス制度前の課税事業者とは?
基本的な要件は課税収入が1000万円を超える個人事業主・法人
ということは・・・
月に75万円程度の売上がある個人事業主・法人かどうか?

3.   免税事業者のままでいるデメリット
取引先(あなたの売上先)が法人(課税事業者)の場合は・・・
免税事業者の消費税相当額を負担することになるのでの支払消費税が増えてしまう。
ということは・・・取引先は損をする分を回収しなくちゃ!となるわけで・・・
例えば・・・消費税相当分の値下げ請求(補填)や取引中止(リスクの回避)など。

4.   課税事業者登録して課税事業者になるデメリット
今まで払っていなかった消費税を支払う必要がある!
消費税の納付額は(めっちゃ簡単に表現すると)・・・
(売上- 原価や経費)×消費税相当分(10%)

5.   <結論>どっちが得なのか・・・?
免税事業者のままいるリスクと課税事業者になって納付する消費税とどっちが得なのか?
①あなたの売上先が個人や課税事業者でない場合は、金銭的にはお得かも?
※免税事業者だから消費税はなし、特に消費税に伴う値引き要求も受けにくい?
ただし・・・消費税納めていないイメージの影響が・・・ちょっと心配?
 
②売上先に法人(課税事業者)がいる場合は、以下の計算式で考えよう!
☆課税事業者になると消費税の納付が必要!
( 「売上」-「人件費を除く原価・経費」)×10%
★免税事業者のままだと金銭的なマイナス要因が発生!
 
売上先から要求される値引額や取引中止による売上の減少額など。
ということは・・・
金銭的には☆課税事業者での支払★免税事業者での支払で少ないほうがお得?
 
なんてことを・・・
インボイス制度の担当の経緯さんは考えてみた今日この頃でした。
あくまで主観ですので・・・流し読み程度でお願いします。あしからず。


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