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おたくの資産運用戦略(失敗談編)

来年から新NISAが始まるので我が家の資産運用状況を振り返ってみる

ちなみに我が家の属性
・30代DINKS(夫はIT関連、私は斜陽業界の営業職)
・保護猫ちゃん1匹(うちのアイドルで天使)
・ゆるーい妊活始めたばかり
・インドアのおたく
コロナでインドアに拍車がかかり、ソシャゲ(あんさんぶるスターズ!!)に課金をすることに抵抗感がなくなってしまったダメな大人。昨年末から&TEAMというボーイズアイドルグループに沼る。人生で初めて3次元の異性の推しに困惑しながらおたくしてます

私の資産運用とのファーストコンタクト

前にいた職場が当時では珍しい企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入していたのがきっかけ
まず確定拠出年金ってなに・・?パッシブ?アクティブ?受け身?は?
(BLかよ)って思ってました。商品説明文何回読んでも理解できないし

会社が運用するお金を出してくれる(=拠出)ので私自身の持ち出しはなかったので、ネットで情報を探してよく分からないままに銘柄を選びました。
要は毎月の積み立て金は会社で出してあげるから運用先はそっちで選んでね!積み立て額より増える可能性もあるけど、減っちゃう可能性もあるからねファイティン〜っていうシステムです
当時マネーリテラシー0の私が何の銘柄を選んだのかすっごく気になる
(当時の運用報告書、どこかにあるけど・・・行方不明)

そこから資産運用について勉強をし出すのですが
「無料マネーセミナー」でぼったくり貯蓄型保険を契約するという資産運用ビギナーの超超典型的な失敗を犯します
当時の20代の私は若かった。そして非常に無知で愚かだった(愚かなのは今もだけど)
無料=主催者はセミナー以外でお金を稼ぐ必要があるということなので
おすすめする商品はセミナーを開催する人件費・広告宣伝費などのコストと
利益を確保できるものになるのは当然。ボランティアじゃないしね
裏を返せばセミナー参加側にとっては資産が増やしにくい商品になるということ
そういうごくごく当たり前のビジネスの仕組みを分かっていなかった私は
「色々教えてくれてありがたいなあ!資産運用で老後資産貯めるぞ✩」と息巻いておりました。書いてて恥ずかしくなってきた
※マネーセミナーを否定するつもりはないです!
「私のようによくも内容を理解せずに契約する人が多い」ことが問題で、セミナー自体は勉強になりました

契約してちいかわになる


初めは個人年金を月3万で契約
その後、当時の同棲していた彼氏(夫)も巻き込んで貯蓄型保険も月1.5万/人で契約
これで安心だーなんて思ってたんです

でもね、マジで全然お金貯まらないんですよ
だって掛け金が収入に対してデカすぎる
20代で今よりさらに薄給だったのに4.5万保険にかけるのはきつい
結婚式も控えていて現金を貯めなきゃいけないのに貯金感覚とはいえ通帳の残高が思ったように増えないストレスが半端なかったです

契約してからすぐに「先走っちゃったかも・・・」と後悔し始めます
しかし大きな落とし穴があって、短期間で解約する場合ほぼほぼお金(解約返戻金)は戻ってこない場合が多いです
今の自分であれば絶対に損をするものなのだから1秒でも早く損切りをする一択なのですが、マネリテ赤ちゃんの当時の私は「わァ・・・」とちいかわ状態で解約する勇気がなかった。あるわけないやろ。こちとらちいかわやぞ!(当時ちいかわ生まれてなかったけどね)

結局、解約するまで何度も調べては放置。また不安になって調べるの悪循環
「よく分かっていないものを契約した自分が悪い」と猛反省して
これをきっかけに真剣にお金の勉強を始めました
痛い目を見ないときちんと調べないやつ〜〜〜

お金関連の本を100冊読んで分かったこと

図書館で借りられる古い本から本屋でトレンドのマネー本まで
100冊は読んだかなと思います
で、分かったことは基本的なことは大体いっしょ

・節約は固定費から見直すと効率良い
・生活防衛費が貯まったら投資に回していく
・保険と貯蓄は分ける(超〜〜大事!)
・貯蓄型保険は隠れ手数料が高すぎる
・保険は必ずしも万人に必要ではない(日本は皆保険制度でカバーしやすい)
・投資初心者は手数料が低く分散が効いている銘柄を選ぶ
・投資初心者は余計なことをしないのが一番
etc…

本やブログ、youtubeでこれだけ貯蓄型保険はおすすめされないって書いてあるとね流石にちいかわな私も「損切り」という概念が生まれてきました
保険に充てている金額を自分で投資に回したい!と思うように

結果として個人年金と変額保険全て解約
変額保険は割とすぐに解約したのですが、個人保険年金(ドル建て)は途中で支払額を最低金額まで下げながら昨年までずるずる契約してました
ただ、昨年の歴史的な円安の恩恵を受けて解約返戻金が想定以上に戻ってきたのは不幸中の幸いであった…笑
マイナス分を加入月で割ってその分掛け捨ての保険に入っていたことにしたと思い込み作戦(なんて割高な保険だよ)

その間に保険を解約しながら「自分で」証券口座開いて
NISAやiDecoを始めるようになるんだけど、一旦締め。

お給料もなかなか上がらない現状や新NISAの追い風を受けて資産運用が一種のブームになりつつあるけど、「自分で説明できないサービス・商品には絶対に手を出さない」これ鉄則。おたくとの約束だよ〜


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