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【実在した人物:伊能忠敬】『大河への道』【2022年邦画】

【コメント】

2024年4月9日投稿

現在、Netflix配信中。伊能忠敬にまつわる話、コメディ。感動しました。江戸時代の正確な日本地図は、伊能忠敬さんが作り上げたものと思っていましたが、完成の3年前に亡くなる。その後、地図を完成させるために生きていることにする。なぜか?藩から資金が支給されなくなるため。最後は、死罪覚悟で将軍徳川家斉に日本地図を見せる。ここで涙腺破壊してしまいました。

2026年放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、我地元奈良県が「鹿男」以来関係するのでメッチャ楽しみです。
ついでにリニアの駅の場所が決まってくれたら大盛り上がりするでしょう。
高市早苗さんお願いします。では、また。

【実在した人物:

伊能忠敬】

延享2年1月11日生〈1745年2月11日〉- 文化15年4月13日没〈1818年5月17日〉)、江戸時代の商人・天文学者・地理学者・測量家。通称は三郎右衛門、勘解由。字は子斉、号は東河。

寛政12年(1800年)、56歳から、文化13年(1816年)まで、17年をかけて日本全国を測量、73歳で死亡。その後は弟子たちが遺志を受け継いで『大日本沿海輿地全図』を完成させ、国土の正確な姿を明らかにした。

【作品情報】

『大河への道』、2022年5月20日公開の邦画。主演、中井貴一、本作では企画も兼任している。立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語 -大河への道-』を原作とし、「日本地図を作ったのは実は伊能忠敬ではない」という噂に右往左往する大河ドラマ制作陣の姿と、その伊能忠敬による日本地図完成を巡る秘話を交差させながら描く。

【あらすじ】

千葉県香取市役所の総務課主任を務める池本(中井貴一)は、観光課のプレゼンテーションにて発言を求められ、思わず郷里の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの誘致を提案する。会議でのウケは悪かったものの、知事から直々に大河ドラマ化を目指すよう指示が下り、池本はその指揮を執るように任命される。

脚本は知事直々の指名により大物脚本家の加藤(橋爪功)に依頼することとなった。最初は頑なに断り続けた加藤だったが、それでも毎日訪れる池本に根負けし、伊能忠敬記念館を訪れることになる。そこで加藤は、伊能の作った『大日本沿海輿地全図』の精度に感動し、池本とその部下・木下と共に、脚本作りのためのシナリオ・ハンティングに取り掛かる。 しかし、その中で加藤は「伊能忠敬は『大日本沿海輿地全図』を完成させる3年前に死去した」という事実に直面する。

時代は遡り、1818年の江戸。幕府に仕える天文学者・高橋景保(中井貴一)は、伊能の弟子たちから、師匠の死を偽装したうえで地図作りを続けさせてほしいと懇願され、困惑する。莫大な時間と資金を必要とする地図作りは、幕府内からも金食い虫と見なす声が強まっており、伊能の死が明らかとなれば中止を命じられる事は容易に想像できた。

しかし、幕府をたばかり公金を拠出させていることが露見すれば、死罪は免れない。伊能組の命も考え、提案を断った高橋だったが、伊能の元妻・エイ(北川景子)らの策略に嵌められ、彼らに協力する事となってしまう。かくして一蓮托生となった高橋と伊能組一同は、伊能の死を偽装しながら、お上からの追及をのらりくらりかわしてゆく。

しかし、いつまでたっても地図は完成せず、伊能がぱたりと顔を見せなくなった事をいぶかしんだ勘定方は、高橋の周辺を調べるように神田を差し向けた。神田の動きを察知した伊能組の一行では、エイとトヨが一計を案じ、祈祷師のフリをして神田と接触して時間を稼ぐ。

いよいよ地図は完成し、将軍への披露も叶った。11代将軍・徳川家斉(草刈正雄)は、自らの治める日の本の国の形とその美しさに感嘆し、高橋の持参した伊能の形見の草鞋に、『大義であった』とその労をねぎらうのであった。

場面は再び現代へ戻る。『大日本沿海輿地全図』に秘められた出来事に感動する木下であったが、なんと加藤は伊能ではなく高橋を主人公に脚本を作ると言い始めた。だが、なんとしても伊能忠敬の大河ドラマを作りたいと決意を新たにする池本は、加藤に弟子入りをし自らが物語を書き上げると意気込むのであった。

【主な出演者】

池本保治 / 高橋景保:中井貴一
木下浩章 / 又吉:松山ケンイチ
小林永美 / エイ:北川景子

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