七合目の鳥居が見えてきた、近くまで歩き一礼。長い参道を歩く初詣のスタートである。

奥宮への参道

鳥居をくぐり神域へ、神聖な空気の中、一歩を踏み出す。
雪は10cmほど、例年ならこの時期50cmはある場所であるが小雪の今年は登山道の石が見えているほど。

馬返しを過ぎたあたり、いつもの休憩場所がある。平から登りになるこの場所は「苔神様」と呼んでいる神様のいらっしゃる場所。春〜秋は苔の美しい場所、冬の白も美しい。

天狗の露地

苔神様を過ぎると傾斜も上がり雪も少しづつ増えてくる。次の休憩地、天狗の露地を目指し参道を歩いて行く。
天狗の露地、視界の開けた岩ゴロ地帯。山頂も見え女神湖さらには北アルプスも見える展望台。
休憩をとり歩き出す、少し進みザンゲ坂手前でアイゼンを装着。

ザンゲ坂

ザンゲ坂の急斜面を登る、ザクッ、ザクッ、アイゼンが効き一歩ずつ高度を上げる。夏はジグザグの登山道だが冬は一直線に高度を上げる。周囲は針葉樹の森、雪がつき美しい森に見とれる。

将軍平の蓼科山荘に到着、雪は例年より少ない。山荘からの景色を楽しみ初詣の目的地、蓼科神社奥宮へ向けて出発。

奥宮参拝記②に続く
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