秋色の渓谷。
日本の美しい秋。秋色を歩く。
プロローグ
今年の春、初めて訪れた横谷渓谷。美しい新緑の森、緩急をつけて流れる渋川、見事な滝。想像を超える美しい渓谷がそこにあった。
「秋の横谷渓谷に行ってみたい」
春から想っていた事。10月下旬の横谷渓谷へ。
横谷渓谷へ。
横谷渓谷、長野県北八ヶ岳西山麓。八ヶ岳から豊富に流れる急流が作りだした美しい渓谷。
横谷観音に向かい車を走らす。走っている道はR299、メルヘン街道である。そのまま進むと麦草峠、白駒池から東麓の小海町へと続く観光道路。この道を麦草峠の手前で右折しスタート地点の横谷観音へ。
街道沿いの風景も秋が感じられ向かう横谷峡に期待が膨らむ。
秋色の遊歩道
横谷渓谷へ下って行く。遊歩道は秋全開。紅、黄色、オレンジ、陽を浴びた樹木達が作り出す光の世界を歩いて行く。足元には散ったばかりの美しい葉が積もり紅葉の世界に誘う。
歩いて行くと急流の音が大きくなり茶褐色の岩床の渋川沿いにでる。
谿紅葉(たにもみじ)
渋川の流れは急である。迫力の急流、岩床の静かな流れ、大小さまざまな滝をもち緩急に富んだ素敵な流れを見せる渋川。
道中、一枚岩、鷲岩と名所を楽しみながらの紅葉ハイク。
登り返しの風景
時間の都合もあり鷲岩を過ぎたあたりで折り返し来た道をを登っていく。明るさを増す秋色の森、陽の角度が変わり下りで見た景色との違いを楽しむ。
10月最終週の横谷峡。大満足の紅葉ハイクとなった1日。
王滝編(短編)に続く。
少し前、秋の記録ですが最後までお読みいただきありがとうございます。
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