見出し画像

最後に山小屋スケッチでも

 またまたnoteマガジンへのピックアップ、ありがとうございます /m(_ _)m

 いい加減に山の話題から離れたいのだが、何が忘れ物をしてる気がしてたので、このスケッチでとしたい。


  懐かしのケルティック・ウーマン
 “ You Raise Me Up ” を聴きながら。


🍀
 山旅のスケッチは山そのものばかりではなく、山小屋のスケッチも楽しい。
 (ただし荷物の軽量化のために絵の具は携行しない。現場ではペンスケッチに徹し、着色は帰宅後に)

 まず、北八ケ岳の北横岳ヒュッテ
 行程の都合で、いつも休憩のために立ち寄り、ベンチで珈琲を飲むだけ。
 でも、何とも長閑のどかな佇まいが好きで、いつかゆっくりと泊まってみたいと思わせる小屋だ。

現場スケッチ  

 帰宅後に着色、
      

『北横岳ヒュッテ』
ペン、ダーマトグラフ、水彩

 画面が小さくて見えにくいだろうか、看板の文字と、正面のトーテムポールがユーモラスで可愛い  :⁠^⁠)


🍀 🍀
 初日に泊まった双子池ヒュッテ
 夕食に出された料理が印象に残った。

 この日の宿泊客は僕を含めて4人だったが、海老や野菜の天ぷら、お蕎麦、具沢山の温かいお味噌汁、チマキ風のデザートなど、心尽くしの料理のおもてなしだった。

現場スケッチ

 ただ、何しろ食事中なので大急ぎのでスケッチになり、どうしても雑になるのはお見逃しを。
 何の食品だか不明なものもあるとは思うが、悪しからず  💦

『双子池ヒュッテの夕食』
ペン、水彩

(天ぷらは、左から順にサツマイモ、ナス、海老、ピーマン、ちくわ。ちなみに左上の料理はトロロ蕎麦です。毛虫ではありません  \笑/)
 ビールやお酒とともにゆっくりと味わえば、疲れも癒える。


🍀 🍀 🍀
 2日目に泊まった蓼科山頂ヒュッテ
 ここは標高2530mの山頂直下にあって、収容定員30名程度のこじんまりした山小屋だ。
 多くの人がこの山を訪れるが、登山者の大部分は日帰りなので、特別のシーズンでない限りゆったりと泊まることができる。

現場スケッチ

 スタッフの対応も温かく、北アルプスなどのメジャーなエリアでは味わえない「古き良き時代の山小屋」の風情がここには残っている。

『蓼科山頂ヒュッテにて』 
ペン、ダーマトグラフ、色鉛筆

 とはいえ、食堂にはピアノや高級オーディオセットも設置されていて、夕食時には臨場感溢れるクラシックやジャズを心豊かに楽しむこともできる。

 そして気温が下がると食堂にはコタツも用意され、まったりと団欒のひとときを楽しむうちに自分が標高2500mの山頂にいることを忘れてしまう。
 これもまた、山の楽しみ方である。

言うまでもなく、これは写真です。
これをスケッチするほどのヒマはない(⁠^⁠^⁠)