刑の執行をガス抜きとして使う政権

2008年に秋葉原で殺傷事件を起こした加藤死刑囚への刑が執行された。

この執行について、質問された磯崎副官房長官は以下のように答えた。

「死刑制度の存廃につきましては、わが国の刑事司法制度の根幹に関わる重要な問題でありまして、国民世論に十分配慮しつつ社会における正義の実現等、趣旨の観点から慎重に検討すべき問題であります。」(参照元:以下リンク)

【全文】死刑制度「廃止は適切でない」 磯崎官房副長官会見(7/26午前)(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース磯崎官房副長官は26日午前の会見で、東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件の加藤智大死刑囚の死刑が執行されたことに関連し、死刑制度について「廃止することは適切でない」と述べました。<会見トピックス>

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普段から国民の意見を聞かない政権が、(卑近な例では、殺害された安倍元首相の国葬だ。国葬なのに、国会で審議されず、閣議決定で決まった。安倍晋三殺害事件を民主主義への挑戦だと非難していた政権が、自ら民主主義に挑戦しているわけだ)こんな時に限って、国民世論などという

信頼できるわけがない

そもそも、死刑になりなたかったという加害者が増えている昨今、死刑は抑止力になっていない。

安倍晋三殺害事件を念頭におき、見せしめのために執行した、と思われても仕方ないのではないか

最近、しばしば指摘されることだが、昨今の状況は、ますます大戦前の日本に似てきている

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