スピッツの楓を聴きながら、人を信じてみようと思う。
大学4年生、来年4月から就職する私です。
大学生になると、学校という箱に収まらず、みんなそれぞれの日常を送るから、個性が見られるようになります。大人と関わる機会も増えるし、”この人普段どんな生活して、どんな人とどこで何をしているのだろう”、なんて考えることも少なくありません。
「同じ」じゃないからこそ、新しい発見もあって楽しい反面、私の前にいるその人が、その人じゃないような思いに駆られる時がよくあります。
色んなコミュニティがあって、誰しもそれぞれの顔があると思います。でも大人になればなるほど、要素が複雑になるから、時々”この人何で私と関わるんだろう”、”この人の目的は何なんだろう”、って考えちゃうのです。
できれば考えたくないし、自分も素直に目の前の人とお話ししたい。
そんなことを考えながら生活している毎日の中で、友人たちと旅行に行った日がありました。初めて出掛けるメンバーで知らないことを知る旅になりました。やっぱり私も含め、相手によく見られたいっていう気持ちが少なからずあるから、ちょっと気疲れしてしまったり、他の人のそんな思いが垣間見れてしまって、なぜかしゅんとしたり、、。
帰りにみんなで新宿のカラオケに行き、解散にしようという話になりました。最後に流れた曲、スピッツの「楓」。友人が歌うその曲になぜか涙が出ました。なんだろう。なんでだろう。取り繕わず真っ直ぐただ歌う姿に胸を打たれたっていうのと、歌詞のシンプルで素直な言葉にやられてしまったことかな。
何か分からなくても、目の前のことから信じてみようと思わせてくれた瞬間でした。
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