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スパナコピタって爽やかで美味しかった

スパナコピタを知ったのは、イギリスの料理コンテストのテレビ番組
料理名もさることながら、
材料も初めて聞くものばかりで
見てるだけでワクワクが止まらなかった

スパナコピタは、ギリシャ料理らしい
フィロ生地に
茹でたほうれん草とフェタチーズを混ぜ込んだフィリングを乗せ、
ぐるぐると螺旋状に巻いて焼いた食べ物

フィロ生地というのは、
見た目はパイ生地のように薄い生地が何層も重なっていてパリパリといった食感が楽しめるけど、
パイ生地のようにバターを包んで畳んで伸ばすのを繰り返す、のとは違い
酵母を使わない薄ーい生地を
それこそ生地越しに新聞が見えるぐらい薄ーく伸ばした生地を
溶かしバターを塗りながら何枚も重ねたもの

その料理番組では、パスタマシンを使って1枚1枚を薄ーく伸ばす方法で作っていた

工程が多くて難しそうだったけど
作ってみたい!という好奇心がむくむく湧いてきて
早速挑戦してみた

※作り方はあくまで自己流のため、詳しい材料などは省きます。ご了承ください。

まずは材料集め
フィル生地の材料は、強力粉・塩・オリーブオイル・ぬるま湯 これは家にあった
フィリングは、ほうれん草・レモンの皮・塩胡椒・ナツメグ・卵・フェタチーズ
初めて知ったフェタチーズは、コストコで購入
山羊のミルクでできたチーズで、食べてみるとさっぱりとした味だった

いざ調理
フィロ生地の材料を混ぜてよくこねて、冷蔵庫で1時間寝かせる
その間に、フィリングを作る
ほうれん草を蒸し煮して水気を絞り、他の材料を混ぜる
とにかく水分を絞るのが大切らしい

問題は、フィロ生地
冷蔵庫で冷やした生地を5等分に分け、
一つずつパスタマシンで薄ーく細長い形に伸ばしていく
打ち粉を十分にしないと、色々なところにくっついてしまうのが大変
パスタマシンも意外に力が必要で、
汗だくになりながら5枚を伸ばした
その時、悲劇が起きた
打ち粉をきちんとしなかったので
せっかく伸ばした生地たちがくっついてしまった
仕方がないので、泣く泣く生地を一つにまとめて
5等分にするところからやり直し

なんとかフィロ生地が完成して、
そこに作っておいたフィリングをライン状に乗せ
餃子のようにフィロ生地で包んでいく
細長ーい餃子のようなものを、螺旋状にぐるぐると巻いたら
あとは焼くだけ

40分後、オーブンから良い香りがしてきた
なんとか完成
焼き目もついていて、香ばしくて美味しそう

味は、オリーブオイルの香りが立つパリパリとした生地に
ほうれん草とレモンの爽やかな味と、
フェタチーズの塩味がして
さっぱりとして朝からペロリと食べられそうな味で大満足

異国の食べ物をまた一つ知って
いい勉強になった

その後、フィロ生地はまた再挑戦して
鮭を挟んで焼いたら美味しかった


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