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孫氏の兵法書とビジネス

三国志の時代、孫氏の兵法書にも書かれた名言でもある
「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」
「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す」
「彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず危うし」
この言葉は、今を生きるビジネスマンという名の戦士達にも通じる言葉だと思います。


一人一人が戦士です

営業を行う戦士にとっては、取引先という相手がどんな相手なのかという事が、業務結果を左右し、
現場作業員という武将にとっては、建築物や自然といった難敵と戦い、いかに負傷せずに完了させるかと考え、
調理師という救護班にとっては、どれだけ効率よく戦士達の腹を満たし満足させれるかを考え、
事務員という内政官が、企業や社員という精鋭を守り、戦いに集中できる環境を作り、
コンサルという軍師にとっては、戦略を練り、いかに少ない労力で大きな成果を上げれるかを考えています。
これは、職業だけではありません。

孫子の考えは個人にも

この考えは個人にも使えます。
学生時代の入学早々は、殆どの人が他人です。
それが、1か月もすれば、解り合い友人となる人も出てきます。
これは、その人を良く知ったことにより、有益な仲間と判断したうえで仲良くするのだと考えます。
更に例えると、好き嫌いもその一つだと言えると思います。
嫌いだと思い長い間食べなかったものを久しぶりに食べたら、意外に美味しいと思う時があります。
これも、相手をしっかり知らなかった事が原因であり、知った事で意外と簡単に攻略出来ると解った事になると思います。

孫子の考えは人生の選択にも

人生の岐路である場面でも使えます。
例えば、結婚も相手の事を知りしっかりと判断すれば、過ちは少なくなると思います。(豹変する可能性まで考慮しましょう)
転職でいえば、企業を知ることでミスマッチを減らし、合わない企業や業種で耐える事もなく、自分にあった企業や業種で簡単に成果を上げる
事が出来ると思います。

現在での孫子の考え

まさに今就職や転職を考えている人にお伝えしたいのが、希望職種を知り、先行している会社を知る事だと思います。
現在の1日の情報量は江戸時代の一生分の値するそうです。
その情報量が多い中で溺れる事なく多くの知識を比較し吸収する事が出来れば、間違った選択をする可能性は低くなると思います。
(それが難しいんですけどね)

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