探しものは👓ですか(走る毒舌)

歳を重ねてやりたいこととやっていることがようやく噛み合ってきました。スロージョギング®…

探しものは👓ですか(走る毒舌)

歳を重ねてやりたいこととやっていることがようやく噛み合ってきました。スロージョギング®アドバンス資格者。 嫌なことはやめてちょっと興味があるものに触れてみる。退屈ならあたらしいものを探す。 わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり

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大都会

 「東京の生活史」という本がある。150人が150人だけの人生をつらつらと語った言葉が載っている。1200頁ほどあっただろうか。  旅番組が好きだ。鶴瓶さん、タモリさん、華丸さん、大吉さん、岡澤さんが各地を巡る番組をたまに見る。地域地域で出会う人々。そのような感じのことをどうにかして出来ないだろうかと思うときがあった。  最近noteを利用してくだらない日常を投稿している。これまでに出会った人、これから出会うであろう人に対して、このような日常を掘り起こすことができないだろうか

    • 昨日の会話②

       👓:今の若い彼らの時代…ガツガツしていないって言われましたけど…何か思い当たる節ありますか?彼らは天秤のかけかたが上手すぎるというか、リスクを考えたときにどうかなというのは僕らの時より大人というか、線引きが上手すぎると思うんですよね。言い方を変えれば、絶対に失敗しない方向に持っていくというか、大人以上に大人だと思うんですよ。 A:僕らもそのときの年代ってバカやって良い年代だけど、現在はそういう空気ではない。大人たちがバカやって良いというのを見せていないから。いかにミスをし

      • 昨日の会話①

         A:この間👓さん言ってたじゃないですか。本当は何がしたいかって。あれからいろいろ考えてみたんですよ。お金が稼ぎたい…でもお金が欲しいのはお金を使って何かがしたいからでしょ?って言われて… 先日ネットフリックスで瞑想やっているのを見たんですよ。寺に外国人が行って、こんなゆったりした時間がいいなって。次の日公園行って、自分も瞑想しようと思ってたら寝てたみたいな。  こういうことのために今頑張ろうとしているんじゃないかなって思って。多分これが👓さんが僕に出した宿題の答えかなと思い

        • ノーヒットノーラン

           東京の生活史、大阪の生活史を見て自分の身の回りの人々を掘り下げたいという思いから各々の物語を集めることにした。「自分の歴史」を語ってくださいとお願いすると決まって「大人物たちと比べると大した人生じゃないから…」という返答が多かった。  ということで、先に私の大したものではない人生を基にしたフォーマットを作ることにした。気軽に始めていく。  A「今何歳でしょう?」B「32です。今度33。」 A「何月生でしたっけ?」B「1991年8月21日。」 A「幼少期からの主な出来事お願

          幸せ

           「幸福度ベスト・ワースト」を気軽に始めていきたい。  まずはベスト3から。 ◎1位 損得考えず自ら何かやってみること 「えっ」と思われるかもしれない。結婚はしてないし、彼女はいないし、貯金もないし…という人間が語っても説得力はない。ただ心身ともに健康(万全とは言えないかも)で、語り人を求めるがごとく動き回っている。タイトルは「未定」。kindleで出版したいがためにPLAUD NOTE AIを購入し、資格取得のため(挫折して〇〇万円水の泡)に購入したノートパソコンを立ち上げ

          曇天

           某スーパーの閉店間際。蛍の光が流れている。店内にお客様らしき人は見当たらない。私はナイトカーテンをひたすらフックに引っ掛ける作業をしているとお客様が来店。  「もう閉店ですか?」「いえ、まだ大丈夫です。」と苦笑い、愛想笑いをしていた。お客様の後ろについていき、目ぼしいものがあったらナイトカーテンを開けてあげる。こんなことをしているとふと先日のハンバーガーショップを思い出した。  福岡の有名なハンバーガーショップに営業時間を調べずに来店。扉を開けると引きつった顔の店員さんが「

          ワタリドリ

           「お前まだ走ってんの?」誰から言われたわけでもない。自分の中から嘲笑われた気がした。30歳を過ぎた今でも続いていること。それはランニング。人に誇れるような結果は出ていない。ただ走っている。ある身内から「空白を埋めるために毎日の酒はやめられないね。」と言われたことが心に残っており、自分からしたらランニング≒酒と変わらない。   あらゆることがうまくいっていないなと思う。友人関係、進学、文理選択、就職活動…だいたいそっちじゃない方を選んできた気がする。うまくいっていなかったから

          田園

           何かを変えなくては…何から始めよう…最初に始めたのは著名人に会いに行ってみることであった。プロ野球の元監督、俳優、元マラソン選手。  元監督は初めて行った当時の福岡ドームで先発投手だった。惚れ惚れするフォームから繰り出される速球と代名詞のカーブで次々とバッターを打ち取っていた。試合の結果は覚えていないが、帰りのある出来事を覚えている。バスで駅に向かい、電車の時間がギリギリになった。小走りしたものの「出発します」のアナウンスが聞こえたので間に合わないと思っていたら、車掌さんが

          まじ無理ゲー

           こんな私でも大学時代にアルバイトをしたことがある。中学生向けの塾講師である。学もなく、信念も揺らいでいた当時にあって、様々な勉強をさせてもらった。色んな生徒がいた。声が大きい子、物静かな子、お茶目な子、ひねくれた子。  残念ながら総じてひたすら勉強して良い大学に入って、良い企業に入ることを良しとしていた先生たち。私もそれに倣っていた。若くしてお金を稼ぐ子が増えた今、先生や周りの大人達は何を教えることができるのだろう。相変わらず自分たちが思い描いているレールの素晴らしさを語っ

          Birthday

           私には同居人として父方の祖父、父、母、姉、妹がいた。祖父は介護施設に入り、姉、妹は家を出て残っているのは父、母、私となっている。祖父は癇癪持ちで、年功序列、学歴偏重主義の昔の人であった。外面は良いが、家に帰れば息子夫婦と言い合いは絶えなかった。うるさいので部屋に閉じこもっていたことを思い出す。野球で毎週末親子ともども出ていくのは気に入らなかったようだが、生粋の巨人ファンだった。当時私は松井秀喜さんのファンだったので、普段は口数が少ない祖父と話すことといえば巨人の勝敗、それに

          少年時代

           小学時代は友人の誘いで野球を始めた。野球も下手なりに思い出はあるものの、野球より遊ぶ方が楽しかった。雨が降って中止となればガッツポーズして喜んだ。ビックリマンシール、プロ野球チップスのカード収集にハマっていた。目当てのシール、カードに付いているウエハースチョコやポテトチップスが溜まりに溜まりよく叱られた。中学生の時は握手会のチケットに付いているCDが大量廃棄される問題がニュースになったし、ある意味では今で言うSDGsに関わっていた世代なのかもしれない。ウエハースとポテトチッ

          ロストマン

           普段はダラダラしているのに、追い込まれたら妙な力を出す、そんな奴である。…あと自分で自分を追い込んだりする。  夏休みの宿題は計画的に…ではなく前半で行けるところまでやって、7〜8割は終わらせる。「残りは後でやろう」にしていると休みも終盤。慌ててやろうと思うが、残していたのは毎日の日記、自由研究。   毎日の日記は途中から白紙。まずはビッグイベント(家族旅行、野球の試合等)は日付が分かりやすいからそれから埋める。前後は「明日は楽しみだ〜、昨日は〇〇だったが〜」で逃げる。そ

          さわって・変わって

           以前触れていたものが触れなくなった、あるいは触れていなかったのに触れるようになったものを思い出してみた。 触れなくなりつつあるもの(身近でないもの) ・鉛筆、消しゴム、筆箱、ランドセル、机、扉、蛇口、クレヨン、クーピー、彫刻刀、粘土、動物、草花、手(握手)、自転車、ボール、グローブ、チョーク、黒板消し、ピアノ、ピアニカ、下敷、駄菓子、花火、学生服、歯列矯正器具、テレビ、給食 近年触れるようになったもの(身近になったもの) ・パソコン、スマートフォン、ヒートテック、コンタ

          キ・ツ・イ

           「キモい」という言葉をご存知だろうか?「気持ちが悪い」の略語である。この「キモい」という言葉、私は大の苦手である。  なぜだか分からないが、「気持ちが悪い」と言われるより「キモい」と言われる方がダメージが大きい。口癖として使われている方、どうか「キモい」の発言頻度を減らして、少なくとも私の耳に入れないようお願いしたい(こういうところがキモいに該当するのであろう)。  ところで、先日こんな話を聞いた。 とある自動車事故で、父と子が亡くなった。病院に搬送されたものの、手の施しよ

          Jupiter

           「宇宙人はいると思いますか?」 と質問する教師がいた。誰もが「いるわけ無いじゃん」と半笑いの中、教師は「いますよ。」と答えた。「えっ…」と皆静まり返った後、 「だって私達が宇宙人だから。」と得意そうに微笑んでいた。  あれから十数年。今のところ宇宙人であろうものを目にしてはいない。話は変わるが、最近になってようやく将来像というものに関心を持つようになった。…少し遅いか。  先日、久留米の大学でアンチエイジング教室が開かれた。一回500円ということだったので、興味本位で参加し

          さよならはエモーション

           有名な配管工ブラザーズのレースゲームがある。そのアイテムに「スター」があるのだが、一定時間ほぼ無敵だ(落下したら効力消えるが)。また、ボムで敵を倒していくアクションゲームがある。「無敵スーツ」なるアイテムがあり、一定時間文字通り無敵だった(一定時間過ぎたあとでも連打し自滅したことがあるのは自分だけではないはず)。  どちらも作中最強アイテムと言っても過言ではなく、手にした瞬間スイッチ「ON」。攻めなければという義務感が叩き起こされるのか、自分の中に行き過ぎた感情が芽生えるよ