こんにちは、Yu＋です。

今回は南アフリカ共和国に伝わる昔話を紹介します。

とても貧乏で困っているヌーイ。
ある日、友達のところへお金を借りに行きました。
友達はすぐにお金を貸してくれました。
ヌーイはとても喜びました。

お金を手に入れたヌーイは、お金を返すことにせず、
船に乗ってそのまま逃げてしまおうと考えました。
しかし、船に乗り込む寸前、海へ財布を落としてしまいました。

お金がなくなったヌーイはふたたび友達のもとへ行きます。
友達はまた快くお金を貸してくれました。
２度も快く貸してくれた友達の気持ちに報いるよう、
ヌーイはお金を返すために一生懸命に商売を頑張りました。
そして、数年後にはお金を返すことができました。

信じ続けてくれる存在のおかげで、
商売にも一生懸命に取り組むことができたのだと思います。

生きていると、ふと悪い考えが浮かぶこともあります。

そんな気持ちが浮かぶことはいけないことではありません。
でも、行動に移してしまうことは決していけません。
行動に移す前に、ヌーイは気づくことできました。
何かのタイミングで、自分の心を感じることができます。

ヌーイの場合、信頼してくれた友達でした。
自分で振り返ったり、周りに気付かされたり。
周りには裏切らないでいてくれる存在もいます。

正直に生きることが良いことなのか。
人生で逆に裏切られることもあると思います。

自分は裏切らない。正直に生きよう。
自分の心に正直になれば、互いに信頼関係も育まれる。

そんな思いで生活することが何より大切だと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。