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最も良い教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である

こんにちは、Yu+です。

今回は、「道に迷ったお姫様」というお話を紹介します。


ある国のお姫様が森の中で道に迷ってしまいました。

どの道をたどっても行き止まり。
何日間も森から出られません。

すると、森の中で一人の白髪の老人に出会いました。
お姫様はこれで助かったと思い、老人に尋ねることにしました。

「私は道に迷ってしまいました。どの道をたどればこの森から出られるのか教えてください。」
老人は口をモグモグさせながら、こう答えました。

「わしは、この森でもう40年も道に迷っている。わしが教えられるのは、どの道を進めば、森から出られないか。ということだけじゃ。」


教員という職に就き、気付くと12年が経ちました。

不出来な私が12年も教員を続けてこれたのも、多くの方に支えてもらえたから。

支えてもらいながら、自分も少しずつ成長しようと努力しました。

指導の仕方。授業のやり方。12年間で多くの失敗がありました。
失敗することで、たくさんの方に迷惑をかけました。

失敗を重ね、迷惑をかけるたびに落ち込みました。

しばらく考えた後、いつも思いました。

恩返しをしなければ。
そのためには、後悔ばかりしてはよくない。
いつまでも変わらずこのままではだめだ。

私も失敗をフォローできる存在になるために、改善していこうと努力しました。

失敗しないで、完璧になった人はいないと思います。

成功した人や成長している人ほど、多くの失敗から学んだ人だと思うのです。

お姫様も老人の話を聞き、
「間違えた道を分析すれば、正しい道が見つかる。」と思います。

誰だって失敗はする。

その失敗を糧にしてみんな成長していく。

今では教えている生徒も「失敗から学んでもらおう」と考えて一緒に過ごしています。

失敗は悪いことではない。
多くのことに挑戦して、失敗から学び、さらに飛躍する生徒たちを育てていけたらと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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