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(日記)妹と宝塚にお出かけ。

2023年5月11日。木曜日。爽やかな晴れ。

母の病院に付き添う予定であった、が。
宝塚のチケットが当選し、妹と出かけさせてもらった。

3度目の宝塚。
10年ほど前に、母と宝塚デビューして、
前回は2月、宝塚ファンで、宝塚に引っ越した妹のお友達と一緒に観た。

お腹が空くので軽食を準備しておき、ショーの前半終了後、35分の休憩中、テラスか劇場の外に出て食べると教わっていた。
今日は、テラスの木陰で食べた。
「甘いもの買ってくればよかったね」
「行こうか」「何分ある?」「15分ちょっと」「トイレも行きたいよね」
早足で一番近い和菓子屋さんへ。
上生菓子が180円!あやめ、バラ、藤棚、、12種類くらいある。
迷う。2つ買ってしまおう。
「お席にお戻り下さい」というアナウンスが聞こえてくる。
笹の葉にのった、ころんと白い“麩まんじゅう“を丸ごと頬張った。
妹が「一口って」と爆笑した。
トイレも教えてもらっていた場所で並ばずに。

呑気に写真なんか撮っている場合ではない。

さっきまであんなに人がいたホールは、ガランとしている。
走る、走る。
チケットのチェック場所も私たち以外に誰もいない。
「あちらの入口からお入りください」
待ち構えていた案内の方が、ドアを開けてくれた。
座った瞬間に照明が消えた。
前の席にいたお客さんが戻らず、良く見えた。

ショーの前半は、19世紀のドイツで、貴族の兄弟が鉄道事業を始めていく話。
人間の欲望や嫉妬は、変わらないなあ。
自分と家族のために始めた事業が、民衆のため、になった時、全てがうまく回り始めた。
稲盛会長のお話に出てきそうだ。
後半は、新人公演。
お客さん然として楽しませてもらうというより、
子供の発表会を見守る親の気分で、応援しながら観た。

拍手は、静かに、短く(のようだ)。
終わったらすぐに席を立つ(ようだ)。
みな、おとなしい。
宝塚独特の雰囲気だなと、思う。
あえて調べず、少しずつ学んで馴染んでいくのも面白そう。

演目は、「ライラックの夢路ー ドロイゼン家の誇りー」。家紋にある白いライラックが、庭に咲くという設定。

帰りに電車の中で、2つ目のお菓子、“梅“を2口で食べた。
見た目は青梅、中は黄身あん。
妹は、“麩まんじゅう“を4口くらいで食べていた。

「蓬莱551へ寄る」、と妹が言い、
私も豚まんを4つ買って帰った。
主人と2個ずつ食べた。
中も外も甘くて、ふんわり。美味しい。

母に、今日の病院行きはどうだったか電話したら、「みんなが親切にして助けてくれた」と、嬉しそうに話してくれた。

次回の宝塚公演、申し込んだけど当選するかな〜。

妹と宝塚に行けるなんて、幸せ。

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