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(日記)バジルのソース。 美容院でヘッド・スパ。

2023年10月4日。水曜日。

そろそろ夏の植物も終わりにしないと。
妹の小庭に育つ4本のバジルの葉っぱを収穫した。
頭の中には、バジリコ・ソース(ジェノヴェーゼ?)を作る以外思い浮かばない。
小さなチョッパーとおひとり様ブレンダーしかないけれど。
妹が、頂き物の松の実がある、と提供してくれて、もう後へは引けない。

バジルの葉は、ぎゅうぎゅう詰めにして200ccのカップ約20杯分はある。
気が遠くなりつつも、元同僚を頭に浮かべながら、淡々と作業することにした。
彼女は、上からの、どんなにくだらない指示でも、その通りに文句も意見も言わずにやってのけた。
そこで何を言っても始まらない、というわけ。
今はその状態だ。

葉っぱを洗って、サラダスピナーを回して、少しずつ水気を切っては、ペーパータオルの上に盛り、扇風機でゆるく風を送る。
くるみと松の実をフライパンで炒って、粉にする。
ミニチョッパーで、ちまちまと葉っぱをみじんにしては、大きなボウルにためていく。
オリーブオイルと塩とナッツを混ぜる。
少しずつ‘かさ‘が減ってきた。
最初に、塩をかけていれば良かったと気付いた。
ここで時間切れ。明日に持ち越し。

2023年10月5日。木曜日。

冷蔵庫から取り出したバジルは、オイルのせいでかたくなっている。
ゆるくなるまでしばし待つ。
おひとり様ブレンダーに、少しずつ、パルメザンチーズとオイルを足して撹拌。
ひたすら繰り返す。
全部で12〜15食分くらいのソースができた。

我が家はニンニク抜き。フードプロセッサーがあったらなぁ。

2023年10月6日。金曜日。

朝から気持ちの良いご機嫌なお天気。
こんな日は、転んでも笑いそうな気がする。

母と美容院へ。
アメリカでお世話になっていたスタイリストの方のお店へ行く。
彼のカットは、3ヶ月以上長持ちする。
それも途中で新しい感じのスタイルに変わるおまけ付き。

母は、夏スキップしたので、5ヶ月ぶり。
私は、カットと初めてのヘッド・スパ。
この頃、ヘッド・スパは外国人観光客の「日本でやりたいことリスト」に入っていて、彼のお店でも予約が増えているらしい。
そのお客さんの1人が、「宇宙で一番上手だ」と褒めてくれたというスタッフの方にやっていただいた。
最近日本でも聞くようになったCBDオイル(合法です)の入ったヘアケア製品でのスカルプマッサージ。
こんなに丁寧に頭のマッサージと手入れをしてもらったことは生まれて初めてで、宇宙に浮いているようなリラックス気分だった。

夕方の風が、首筋に冷んやりと吹いてきた。
切ったばかりの髪はいつもよりサラッとして、レースのカーテンのように風になびく。
「歳を取ったら、髪型くらいきちんとしないとね〜」と、メークをしない母と私だけの会話。

15歳は若返ったね



2023年10月7日。土曜日。

今日は、何もしない日、にした。
それでも、このいい陽気にじっとしていられずに散歩に出た。
いつも行かないルートで小高い丘を通って、図書館で雑誌を読んで帰ってきた。

食事。庭で採れたししとうのベーコン巻きと、スパゲッティwith ジェノベーゼ・ソース。パスタ500g分、母に一口お裾分け以外は、主人と2人、一日で食べ切った。
バジルの香り、ナッツの香ばしさもちょうど良くて美味しかった。
収穫から出来上がるまでに4時間。
食べるのは10分足らずのこと也。

お散歩の楽しい季節は、ちょこザップより外。



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