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(日記)キンモクセイ。のんびりペースの日々。

2023年10月14日。土曜日。曇りのち雨。

ソーイング教室。
本格的なパンツを作ることに挑戦。
イメージに近い製図を元に、線を引いていく。
書き方にも決まった順番があって、難しい。
前の部分ができたところで、先生が、「このスタイルは思うてはるのとかなりちゃうで」
描いたものを全て消しゴムで消してタイムアウト。
「今日、一番疲れたのは、○○さん(私)やなあ」、と先生が労をねぎらってくれた。
でも、じんわりとしたこの満足感。
ああでもない、こうでもない、と細かいところにこだわりながら図面を比べたり、製図の描き方を覚えたりするのは楽しい。
先生も、「ホンマは、製図から起こして好きな形のものを作っていくところが洋裁の醍醐味やわ」、と言った。

今日は主人の還暦の誕生日。
だが、今東京に、自分の母親の様子をみに行っている。
記念と気分転換がてら、厄払いに行ったり、美術館に行ったり、浅草を歩いたりしたようだ。

キンモクセイが咲き始めた。
雨が降り出して、アスファルトから上ってくる湿気の匂いにやや押され気味だった。

2023年10月15日。日曜日。晴れ。

去年の手帳を見たら、今年と同じく10月14日にキンモクセイが咲いていた。

キンモクセイの香りをかぐと、90年代にあった、香水の香りがするロッテのイブ(EVE)という板ガムを思い出す。
大好きだった、魅惑的な大人のガム。

真似できないかと、“スウィーティ“というオレンジ味の板ガムを買って、それに我が家の鉢植えのキンモクセイから5つほどお花を頂戴し、ガムの上にのせ、折り曲げて畳んで、噛んでみた。
味にはほぼ影響はなかったが、鼻に抜ける香りにちょっぴり自己満足。

読書のお供に、チャイティーみたいなのが飲みたい。
・セイロン紅茶のティーバッグ1袋、
・ルピシアの、カシス・ブルーベリーティー少々、
・シナモン、ひとふり
・砂糖とミルク
カシス・・・のティーリーフを加えたのは、
一番最初にチャイティーを飲んだ時、そこの店員さんに聞いたら、
「ブラックカーラントの紅茶がベース」と言っていた気がするから。
ジンジャーを加えるのも良さそう。
これに鶴乃子、えびせんべい。
読んだのは、益田ミリ『小さいことが気になります』。

『はじめてでも最後まで弾ける大人のためのピアノ』(丹内真弓著)の本を借りてきた。
電子ピアノは、以前はちくわちゃん、最近は千代ちゃんのお休み台になっていたが、久しぶりに鍵盤登場。
楽譜は極力シンプルにしてあるので、間違えながらもメロディーが、それっぽくつながって、弾けた気になる。ジブリからクラッシックまで。音が全部「ドレミファ…」と書いてある。

食事。順番にのっけて、フライパンで焼いてみた。
カボチャ、ひき肉、ネギ、蒸し大豆、ゴマ、くるみ、溶けるチーズ。
結構美味しかった。

春は桜、秋はキンモクセイ。



2023年10月17日。火曜日。晴れ。

久しぶりに妹の小庭手入れ。
今年のサバイバーは、コリウス、アンジェロニア、アジューガ。
ダリアは今年で、もうやめよう。
青いレモンが、私の頭をこづいた。
いっぱい実っている。

今週の主役はキンモクセイ。
暖かい日中は、特に甘い香りが空気中に漂う。
用はなくとも、外に出てアロマ散歩だ。

行ったことのない方向へ歩いてみた。
川沿いの土手の散歩道。
遠くの山々は低く控えて見え、空は大きく広々として見晴らしの良さは抜群。
ススキとセイダカアワダチソウをゆらす風も気持ちが良い。
1万4000歩は、正直ちょっと無理があったが、映画のシーンのような素晴らしい夕日が望めて、来てよかったと感激した。

食事。
アペタイザーは、冷奴。
メインはスパゲティ・ボロネーゼ。1人分なのでパスタは150g。

コリウス、功労賞。


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