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【金と銀とそしてビットコインETF】


<<<金と銀>>>


私たち夫婦も金を投資対象として組み入れておりますが、銀との価格差が拡大しているそうです。
その差は88倍まで開いております。銀は産業用の需要が大半を占めているものの、景気減速懸念で低迷しており、一方で金は地政学リスクの高まりから年々価値が高騰している状況です。

日本経済新聞より引用


銀を含め産業需要、最大消費国といえば中国があげられますがそんな中国のPMI/製造業購買担当者景気指数は50(好調・不調の境目は50)を3ヶ月連続で下回っており、今後も銀の需要が戻るかどうかは判断が難しいところです。

金については以前にもアメブロで書かせていただきましたが国際価格が最高値である1オンス×2100ドルを突破し、高価格が維持されております。

本日発表された、米国のCPI/消費者物価指数が市場予想を上回り、3.4%上昇したことで今後もドル金利は維持・上昇が予想されます。

金利の付かない金は売却圧力がかかる局面ですが世界の地政学リスクを考慮すると安全資産である金に今後も一定の需要が予想され、相場は常に注視していきたいと思います。

<<<ビットコイン>>>

米証券取引委員会は暗号資産(仮想通貨)であるビットコインを運用対象とする上場投資信託(ETF)11本承認いたしました。

承認された運用会社は米資産運用大手のブラックロックやフィデリティ、アーク・インバストメンツなどがあげられ、今後ニューヨーク証券取引所を含め米国市場に上場します。
ビットコインが現物ETFになることで金や不動産のように証券口座で取引することが可能であり、投資のハードルが大きく下がることが考えられます。
ビットコインのその価値は、現在のところ4万6000ドル半ばで推移しているものの2024年末には10万ドルに達すると英スタンダードチャータードは予想しております。

ビットコインは設計上、発行総量に上限があり、埋蔵量に限りのある金(ゴールド)と似ております。
今後は株式や債券とは異なる新たな投資先として注目が集まりそうです。
あくまで金の例にはなりますが金もETFとして承認されたのちにその価値を大きく上げました。
もしかすると、ビットコインETFも主要な投資先の一つになるかもしれません。
ただまだ日本国内では購入することができず、SBI証券などが取扱いを検討しておりますが金融庁が承認するかどうかは未定です。

日本経済新聞より引用

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