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花見酒の上善如水

まだまだ寒い日が続きますが、ふとした風の柔らかさに春を感じずにはいられません。

新潟県越後湯沢は川端康成の雪国の舞台でもある世界有数の豪雪地帯。その雪解けに流れる柔らかい水のようなお酒、白瀧酒造の上善如水の3月酒。
ボトルが晴天の空いっぱいに広がる桜のようで、これだけで笑みが溢れます。
紹介文の「酒なくてなんの己が桜かな」を見てますますニンマリ。

すっきり冷やして〜お燗まで楽しめる万能選手ぶり。
寒暖差が激しいこの時期に嬉しい仕様。

純米吟醸酒
日本酒度 プラス4(やや辛口)
アルコール分 15度以上 16度未満
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 55%

開栓。5度からスタート。
微かに香るなぁ、と思って口に含んだ瞬間に花のような香りがブワッと膨れ上がる。
するりと喉に落ちて、下にほんのり「あぁ日本酒飲んでる〜」という後味が残った(語彙力が家出)

この後味とね、おつまみをね、食べるんですよ。
香りがいいので、お刺身より加熱したシーフードがいいのかな。
本日は貝焼き味噌で。

すこーしずつ香りが強くなって、口当たりも柔らかくなってきた気がする。

最後はマグカップお燗。ふうわりと立ち上る香り。柔らかくて旨味がじんわり舌に広がる。美味しい。お米食べたい。

するする飲んでしまうのを我慢して、ちょっとずつ温度変化を楽しみながら飲むとよさそうです。
花見で一杯!

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