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見ようとしているから見えるんだよ・・

朝、小学校につくまでの車の中で
孫といろいろな話をする
(小規模学級特定認校に学区外から通っているので車で片道20分ほどかかり、朝は私が娘の家にお迎えに行って送ってます)

今朝は、信号待ちで野生の藤の花が見えたので
「あっ、藤の花が咲いているよ」というと
孫がそれをみてハッと閃いたような表情になり
「だれがこんなにたくさん植えたんだろうね‥植物って人間より先にいたんだよね(地球に)」
「自分たちで広がっていったんだろうね、すごいね」
「最初の植物はどうやって育ったんだろう?」
「人もそうだよね‥動物も・・」
「家もそうだよね。最初の家ってどうやって建てたんだろう」
「洞穴からはじまったのかなぁ~」とわたし。

宇宙の図鑑についていたDVDを車でよく流し見しているのだけれど
地球のはじまりと、最初雨から海が出来て、なんてシーンが流れるのもあり
宇宙や地球について話すことが多く
とっても不思議だよねと興味は尽きない私と孫。

「あっ、富士山」と孫が言う
久しぶりに富士山がくっきりみえていた。
まだ頂は真っ白い雪化粧
富士山に気が付くのはいつも孫が先
「僕は、いつも見ようとしているから見えるんだよ」
そんなことを言っていたっけ。

春は霞んでほとんど見えなかったので久しぶりに富士山も見えてハッピーな気分になる。

クルマから降りる時、駐車場から上にある木を見上げて、「お面みたいだよ」と孫
「パクパクたべてるみたい。ばぁぱ、見える?」
みると目の形にくり抜いたように虫食い後のある葉っぱが風に揺れていた。

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