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あんたの世話にはならないから…いまでもたまに思い出してしまう育ての親からの悲しい言葉

寝起きに.古い思い出など蘇ることが多い


まだ小学生だった私に
養母は、「あんたの世話にはならないから」と言葉を投げつけるように言い放つ。
そのたびに、なんだか寂しく悲しい気持ちになったものだ。そして同時になんだか腹立たしいような情けないような混沌とした気持ち。

捨て子の私には、頼る値もないのかな
信頼されてないのかな

血の繋がらない私の世話にはなりたくないってことか。。。

幼心に、ああいう言い方は人を傷つけるんだなと感じたものだ。

尖ったガラスの欠片のように私に刺さる言葉たち

もう少し大きくなったころに、手先が冷たい私の指が触れた瞬間に
「あぁ、冷たい。手が冷たい人は心が冷たいっていうね」といったその言葉も声のトーンも・・・何十年経った今も、たまに蘇ってしまう。

どんな思いがそこにあったのか
今の私にはわからないし・・・最後は私の事なんてすっかり忘れてしまって亡くなったので、真相はもうわからない。

結局は、養母の本当に血のつながった子どもたちはお見舞いにも来なかったし、全ては私がいろいろとやるしかなかった。
私の事は忘れても、自分が産んだ子どもたちを育てていた頃の話は
何度も懐かしそうに話していたのにね。


私も子どもたちになるべく迷惑はかからないよう最後まで頑張りたいとは思っている。

でも、そうはいかないこともあるものだとも思っている
迷惑をかける事もあるだろうし、世話をかける事もあるだろう。

そんな時に素直にありがとうと言えるといいなと思う。


言い方は大切だ。
聞くは石に刻みとは よく言ったもので
私の心に深く刻み込まれてしまっている


心して言葉を紡いでいこう

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