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人生の分岐点で迷ったら ~会社を辞めて、ワーホリに行くまでの過程の話~

こんにちは。
2年前くらいに会社を辞めて、New zealandにワーキングホリデーに行ったのですが、その過程を思い出したら、noteにまとめたくなったので、書いてみたいと思います。
もし、人生に迷っている(私は会社を辞めてNZにワーキングホリデーに行きたいけどどうしようと悩んでいました)方がいらっしゃいましたら、参考になると幸いです。
要点だけ最初に書くと、会社を辞めてNZに行く決断ができたのは、
①友人、知人と久々に会った
②経験したことのない何かに挑戦した(私の場合、バンジージャンプ)
のおかげだと思っています。


当時、私は会社員として働いていました。ただ、ずっと海外に行ってみたい気持ちがありながら、大した行動もできなく、時間だけが過ぎていく日々でした。当時はコロナの影響でワーホリに行きたくても、国がワーホリビザの支給を止めていたので、物理的に仕方のなかった状況ではあったのですが、、、

そんな中、2022年3月?4月ごろ、突然NZがワーキングホリデーを再開したんですよね。ワーホリではなく、coopでカナダに行くなんてことも当時は考えていたのですが、何となくNZに行ってみたかった、というのが正直な所でした。これは私の友人がNZをおすすめしてきたこと(その友人も海外経験ない状態で初めて行った国がNZらしく、楽しかったと言っていました。だから、海外経験がそれまでなかった私でも挑戦できるのではないか、と思えたんでしょうね。)に影響された結果だと思います。結果的に私はおそらくカナダ、オーストラリアだったらワーホリに行けてなかったと思います。なんとなく、NZだから行く決断ができた、そんな気がしています。

それでも、当時の私にとって、会社を辞めてワーホリに行く決断をするのはとても難しいことでした。心は行きたがっているのに、海外に行ってうまくやれるのか、日本に帰ってきて再就職がうまくできるのか、そのような思いから不安を拭うことはできずに、ここでもまた時間だけ過ぎ去っていってしまいました。
それでも、半ばやけくそで来月までにワーホリ行く決断ができなければ、もう行くことを諦めよう、と思って決断する期限を決めました。それと同時に決断するための何かきっかけが欲しくて、バンジージャンプの予約を無理矢理しました(笑)。バンジー跳んだら何か見えるかもしれない、なんて思ったんですよね。

それといいタイミングだったのか、バンジーの予約の1週間前に友人の結婚式がありました。これが①の友人、知人と久々に会ったイベントです。
旧友との久々の再会、集合でした。みんな20代後半だったので、「入籍した」、「子供が生まれた」、そんな近況を聞くんですよ。それを聞いて、「みんな人生のステップを踏んでいる。すごいなあ。私は夢に向かって、踏み出せていないなあ。」なんて思ったんですよね。当時の私の優先順位は結婚<海外経験だったため、正直、悔しかったんですよね(笑)。だから、これで決断しました。会社辞めよう、海外行こう、と。みんなに負けないように人生過ごそう、と。

そして、その週に会社の上司に辞めることを伝えました。嘘つけなかったので、ワーホリ行くことも伝えました。上司は応援してくれました。感謝です。
しかし、「キャリアのブランクになってしまう。再就職は大丈夫なのか。」そんな風に心配してくれる方もいました。もちろんその気持ちも嬉しかったのですが、それで私の気持ちがまた揺らぎ始めてしまいました。至極全うなアドバイスと感じていたので、一度決断したはずなのに、また不安になってしまい、正直、行くことを辞める方向に心が傾いてしまいました。幸い、その日が金曜日だったので、土日もう一度整理しよう、と考えていました。

そして、今思えば、タイミングがいいことにその週末にバンジージャンプがきました。朝起きて、バンジーを飛ぶ実感などないまま、一緒についてきてくれる友人と予約の時間に遅れないように、バンジーの会場に向かいました(群馬県みなかみ)。橋から飛び降りるのですが、「こんなところから飛ぶの、、、無理やろ。なんでこんなの予約してしまったんだ。」なんて思いながら、係員さんのレクチャー受けてました。もう逃げられない、と思いながら器具のハーネスを付けて、バンジージャンプのスポットまで案内されました。
もう恐怖がこみあげてくるんですよね。飛ぶ実感ないまま、もう飛ぶ会場に着いちゃって。心の準備なんか何もできないんですよ。
そして、インストラクターの方に案内されて、飛び降り台に立つんです。つま先はもう飛び降り台からはみ出していて、とにかく怖かったです。本当に怖い、怖い、怖い。本当に私は跳べるのか、そんなこと思いながら、係員さんのカウントダウンがコールされます。。。もう怖いことを言語化することもままならずに、目をつむって、一歩踏み出すしかありませんでした。踏み出した瞬間が一番怖かったです。もう落ちていくだけでした。
終わってみると、やっぱり怖かった、それが感想でした。飛んだ後にロープで上に引き上げられるのですが、周りの景色を楽しむ余裕なんてなく、早く上げてくれ、の一心でした。
それでも、よく一歩踏み出して私頑張ったな、と思えました。それと同時に

「何かに挑戦するとき、怖さを感じるのは当たり前か。怖いままとりあえず一歩踏み出してみるしかないんだな。だから会社辞めてワーホリ行こうとしてるの怖くて当たり前か。」

と思えました。
バンジー跳んだら、会社辞めてワーホリ行こうとして恐怖を感じている自分が普通であることに気付けたんですよね。だから、自分の決断が間違っていない、と改めて認識することができて、結局、会社辞めて、ワーホリにいくことができました。

すでにワーホリを終えて、日本で再就職もしましたが、やっぱり私の決断は間違っていませんでした。日本帰ってきて、再就職(キャリアアップ?)できたから、こんなこと言えるのかもしれませんが(笑)。
なので、人生に迷ったら、
①友人、知人と会ってみる
②経験したことのない何かに挑戦してみる(私はこれがバンジージャンプでした)
と、何か見えてくる、感じることがあるかもしれません。

以上、何かの参考になれば幸いです。

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