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手あて

私 シェーグレン症候群のお話です
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クリニックの先生に時々胸が苦しくなる旨を伝えると、心電図を撮ってくれた。
だけど、心電図には異常がないので、様子見する事になった。

毎月薬をもらいにクリニックに通っていたので、次の月も胸が苦しくなったと伝えると、

「前回心電図、異常なかったもんねぇ。なんだろねぇ?少し様子見しましょう。」
と、また様子見。

次の月になると、
「次回採血しましょう」
と様子見。

次の月になると採血してくれたけど、アルドステロン症の肝臓、腎臓関係の項目での採血だけだったので特に急激な変化はなし。と言う事で様子見。

次の月になると、
「前回、そう言うから血液検査してみたけどさ、異常なかったよねぇ?」と言う事で様子見。

「なんだかなー。。」と、思う気持ちも溢れ出しそうだった。

そんな病院での対応を受けながらも、この頃、関節の痛みもあちこち起きる様になっていた。
立ち仕事が続いたり、無理したりすると腕から手のむくみが酷く、もの凄い痛さ。でも、次の日になると少し浮腫もひいている。
ひいてはいるけど、基本ずっと浮腫んでいるので、結局ずっと痛いのは変わらない。

こんなに浮腫んで痛いなんて。確かに、いつも手足が浮腫みやすいけど、こんなに痛くはなかった。
骨とか筋とか何かなってるのかな?と不安になり、とりあえず診て貰えば安心するので、個人でやってる町の整形外科に受診する事にした。

病院で診てもらおうと思って浮腫の症状を撮っておいた

画像は手の浮腫。物で使い分ける両利きだけど、この時は左手の方がとにかく浮腫が酷かった。
それでも、この手の浮腫より痛くてレントゲンを撮ってもらったのは腕。左腕。
整形外科でレントゲンを撮ってもらった。
結果、異常なし。骨にも筋にも異常はなかった。

痛み止めとして湿布やアンメルツヨコヨコみたいな塗るタイプの物でも使用出来ると良いんだけど、原発性アルドステロン症が発見される前あたりに湿布アレルギーになり、湿布を貼った所に赤い発疹がびっしり出来て、完璧なる薬疹が出来る様になってしまった。
その時の皮膚科の先生から

「完璧、薬疹だね!湿布はもう使用しないでください」

と言われ、実際使うと、ヒリヒリカッカとすぐに痛くて熱くなり、濡れたタオルで貼った場所を拭き取る始末。。湿布が貼れなくなった。

筋肉痛や痛みが酷くても湿布が貼れなくなったので、腕が痛くても、手でさすったりして痛みが和らぐのを待つ「手あて」が私の唯一の対処方法となった。
「手あて」とはよく言ったもので、ほんとに手をあててるだけだけど、痛みが和らいでいった。


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