最近、ルーティン的に朝同じ自販機で同じお茶を買うようになった。最寄り駅から職場までの間にコンビニがいい感じにないからである。

お世話になっているのはメジャーなやつじゃなくて、青いボディーの大体100円だけどピンとくる種類のお茶やコーヒーはないニッチなタイプのやつだ。

そいつは1本買うと4ケタの番号をルーレット的に出してくれる。いたずらなことに3ケタ目まではほぼ、いや100%で数字を揃えていらないリーチを仕掛けてくる。そんなの当たらないだろと分かった上で怖いもの見たさ的な感じで、いちおう数字を目で追ってみる。案の定人生で1回も当たったことはない。
4が3つ揃ってなんだか朝から縁起が悪いなとかそれなりに手のひらで転がされていたのだが、中段に貼っていた小さめのシールにきれいな二度見をしてしまった。

それは7が4つ揃えばもう1本当たるというもの。
なので、そもそもその自動リーチも意味がなく1桁目からはずれということだったのだ。
そもそもよく考えたら、7でリーチになっていたのも見たことがない。
とんでもなくいたずらなやつである。
もともと期待はしていないが、それを見てもう本当に微塵の期待も無くなった。
でも、そこでお茶はたまに買わしてもらおうと思ってしまう、不思議なことに。