見出し画像

無知の知の本質

無知の知とは、

「世の中知らないことだらけだ」

という意味であり、
もっと言えば

「1を知れば10知らないことが増える」

という話であり、
もうちょっと正確に言えば

「「知らないことがある」ことを知っているということは、「全てを知っていると思っている」智者よりも、「「知らない」ことを知っている」という点でワンランク上の智者である。

ということです。

とはいえ、別に正確な語源はどうでもいい。


現代の無知の知

では、現代は無知の知がどういう文脈でよく使われているかというと、

「1を知れば10知らないことが増える(だから世界は知らないことだらけなんだ)」

というところです。

が、解釈がここで止まってしまうと良いこと無しですし、むしろ心を痛めるのでヤバいです。


もう一歩先にある本質

無知の知は、

「1を知れば10知らないことが増える(だから世界は知らないことだらけなんだ)」

「だから学び続けなければならない」

「どれだけ学び続けても
知らないことは必ずあるのだから、
知らないことがある自分を受け容れてよい」

ということです。

分かりますか?
「世界は知らないことだらけなんだ」
で終わってしまうと、

「知らないことだらけな自分はなんてダメなやつなんだ…」

と、理想の自分像に打ちのめされてしまうだけです。
(もちろんそんな理想の自分はいないという人もいますが、誰しもある程度、何でも知っている人になりたいという不健全な憧れはあるものです。)

ですが、「知らないことは必ず存在するという事実」を受け容れることにより、理想の自分と現実の自分が調和することになります。

これを知るだけでいいんです。

本質を知らないだけで無駄に傷つき、
自己肯定感を下げるのは今日までにしましょう。

============================
インテリジェンスライフコーチやってます。
「知性は生きることを楽にする。」だから人は学びます。
数多の学問を学び続けて得た知性をおすそ分けし、
「行動を変え、思考を変え、世界の見方を変え、自分を変える」。
このサポートを命懸けでやっています。
本気で人生を変えたい方だけ、ご連絡ください↓
https://note.com/witxyuji/message
============================

こーゆー話をもっと聞いてみたいという方は、サポート頂けると励みになります!