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ハリー・ポッター:魔法の覚醒レビュー

こんにちは。皆さん初めまして、ワイチと申します。
今回、12/14(水) 11:00~12/24(土) 9:00に開催された「ハリー・ポッター:魔法の覚醒」のクローズドβテストに参加しました。

これがもう、オススメ度最高級なゲームだったんです。。。。


少しでもこのゲームを始める方が増えるよう自分のレビューを以下に記載していきます。なお、以下このゲームを「魔法覚醒」と称します。良いところ悪いところ隠さず書いたつもりですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
また、筆者は、先行リリースされている台湾版の魔法覚醒もプレイしたうえでのレビューとなっています。

それではさっそく🧙‍♂️✨✨


ゲーム評価


【個人的所感】

バトル     ★★★★☆ 
世界観
     ★★★★★ 
ストーリー   ★★★★☆ 
ゲームシステム ★★★★★ 
プレイ難易度  ★★☆☆☆ 
操作性     ★☆☆☆☆ 
課金要素    ★★★☆☆ 
持続性     ★★★☆☆ 

総合評価    ★★★★☆ 

※5段階評価、高評価であるほど黒星★が多いとする。

【海外の評価】

既にリリースされている台湾版の評価をアプリサイトTapTapのレビューでみてみると537レビューにおいて、7.8点/10点を獲得しており、中の上といったところでしょうか。

TapTap評価

ただ、コメントを見てみると、グローバルリリース前ということもあり、まだ言語が中国語のみであったり、度重なるグローバルリリース時期の延期等によって星1の低評価も数多くなっているのだと思われます。
現在、世界中においてクローズドβテストを重ねており、これらのフィードバックを踏まえて正式なグローバル版のリリースがなされれば、8.0点を超えるポテンシャルは十分にあるゲームであることがわかりますね。

高評価な点


バトル     ★★★★☆ 
…戦略性が高く、繰り返し遊べる
世界観
     ★★★★★ 
…素晴らしい作り込み
ストーリー   ★★★★☆ 
…完成度の高い独自の物語
ゲームシステム ★★★★★ 
…幅広く、かつ、深く楽しめる


あの『ハリー・ポッター』の魔法決闘をリアルタイムカードバトルで!

まずは、目玉であるゲームシステムのカードバトルについてです。

プレイヤーはストーリーを通じてホグワーツで魔法を学び、ストーリーが進むにつれて習得した魔法が増えて、それらをカードとしてバトルで使用できるようになります。
「エクスペリアムス」から「アダバケダブラ」などの呪文に加え、ニフラーなどの魔法動物や、ハリーポッターなどのキャラクターの多くまでもが、そのままプレイヤーが使用できるカードになっています。

魔法や仲間カードの種類は、合わせてなんと100種類以上!!
自分だけのデッキと戦略でバトルに挑むことができます。

筆者がβテストで使用していたデッキ

アダバケダブラなどの闇の呪文をホグワーツ生が使えるのは、正直アウトですが、ロマンがありますよね……!

バトル形式は、魔法決闘のPvP、そして、ストーリーや禁じられた森などにおけるPvEなど、一言にカードバトルといっても非常にバリエーションが豊富です。
また、フィールドを動き回りながらのリアルタイムカードバトルでは、常に変わり行く状況のなか様々な戦略とプレイヤースキルが求められ、挑戦するたびに新たな発見のある奥深いゲームになっています。

禁じられた森でのPvE
2vs2の魔法決闘

特に、PvPはその複雑性が極まり、2vs2においては連携も必要になるなど、2D盤面上でのカードバトルを超えた競技性の非常に高い3Dゲームとなっています。

お馴染みのキャラクターたちや呪文、魔法動物を使って戦いあう映像を見ているだけでも、自分が映画の登場人物になったような爽快感がありますし、難しいゲームでありながらも、すごくバランスがとれた完成度の高いゲームですから、いつまでも飽きずについやりすぎてしまうこと間違いなしです。


最高の世界観

兎にも角にも、この魔法覚醒というゲームは、その世界観の作り込みが素晴らしいのです。

まずは、絵本の世界に入り込んだようなグラフィックデザイン。ハリーポッターの世界の特徴をよくつかんだものでありつつも、新たな一面を見ているようなそんな独自性あふれるデザインになっています。

あのダイアゴン横丁でお買い物もできます。

ゲームマップの作り込みも素晴らしく、ホグワーツ城の周辺やホグワーツ城内、ダイアゴン横丁など、映画でみたことのあるあの場所を実際に歩き回ることだってできます
また、MMOの要素もあるために、同時にオンラインであるフレンドと一緒に行動することも可能なんです。友達同士でホグワーツを散歩するだけでもこのゲームをする価値があると思える人もいるんじゃないでしょうか。

ゲーム演出の細部に至るまで、見れば見るほど丁寧につくられて、ハリーポッターの世界に入り込むには十分すぎるクオリティになっていて、コアなハリポタファンの皆様も納得できるのではないかなと思います。

くっついたテントウムシを移動させるとオカミーがすかさず飛び出して食べに来ます笑

BGM音楽についても生音源によるオリジナル音源を使用しているようで、シーンごとに雰囲気たっぷりの音楽を楽しむことができるのも一つの魅力ですね。


独自のストーリーと愛らしいキャラクターたち

魔法覚醒では、メインストーリーがまさにこのゲームの根幹です。
ハリーポッターの時代から10年後のホグワーツという設定で、自分が新入生として入学するところから始まります。

組分け帽子。緊張の一瞬です。

メインストーリーでは、マクゴナガル校長をはじめハグリッドなどお馴染みのキャラクターはもちろん登場しますが、オリジナルのキャラクターが多く登場し、それぞれが原作に負けず劣らずの愛らしさを持っているのです。

やはりスリザリン寮生は意地悪なキャラクターだったりする(でも好き)

また、このゲーム内でプレイヤーたちが遊ぶゲームというのが、まさにこのストーリーに沿ったものとなっており、自分たちがホグワーツで学校生活を送るように様々なゲームをプレイしていくことになるんです。

ネタバレになってしまうために多くは語れませんが、メインストーリーは、良くあるようなゲーム進行上しかたなく進めるようなものでは決してなく、一つの物語を読み解くように、じっくりの楽しめる内容になっていることは間違いありません。

また、オリジナルキャラクターたちとの交流要素もあり、βテストでは、キャラたちと一緒にマルチプレイなどをすることで好感度があがったり、好きな服を贈るシステムがありました。

クリスマスにはキャラたちに自分でデコレーションした帽子を贈るイベントも(台湾版)

ゲーム内で推しキャラを作って愛でるのもまた一つの楽しみになりそうです。


一人でも、みんなでもガッツリ遊べる!ソーシャルなゲームシステム

魔法覚醒は、上記までで述べたように一人でも十分に楽しめるゲームになっているのですが、それに加えて、まさに学校生活をみんなで送るようなソーシャルな要素が非常に強いゲームなんです。

まず、魔法覚醒には、「授業」という様々なミニゲームのようなものが存在しており、種類は8種類(呪文学、占い学、クィディッチ、魔法生物飼育学、古代ルーン文字、魔法史、マグル学、闇の魔術に対する防衛学)あります。
内容は、神経衰弱やお絵描き、レースゲームやクイズ大会など、びっくりするほどのバリエーションの豊かさ!

これらは全てマルチプレイとなっており、オンライン上の他のプレイヤーとチームを組んで協力したり、得点を競い合ったりします。

レースゲームのようなクィディッチ

また、これらとは別に「舞踏会」という独特なモードも存在します。
いわゆる音ゲーですが、ただの音ゲーではありません!なんと、二人一組で協力して高スコアを狙うゲームになっています。

この「舞踏会」の完成度の高いこと!

舞踏会は、一緒に踊りたいの相手のところに歩いて行って、踊りに誘うところから始まります。もしくは、いっぱいのおしゃれをして、素敵な相手に会場で誘ってもらうのを待つのです。

会場にいるプレイヤーにダンスのお誘いをします

OKをもらえたら、曲を選んで踊ります。息をそろえて!二人の合計得点が自分のスコアとなりますからね。

プレイヤーキャラ同士が曲に合わせて踊る姿はまさにキュン

これらのゲームは一つ一つが非常に完成度の高いゲームになっており、授業や舞踏会のどれもは数日では熟達しきれない難易度とボリュームがあります。
くわえて、ノルマや高得点をねらう場合には他プレイヤーとの連携が不可欠となり、仲間と攻略情報を共有したりしながら一緒に上達する必要があります。

さらに、魔法決闘やこれらの全てのゲームを含めたところで、寮ごとに得点を競い合うイベントが開催されます。(画像は台湾版、βテストにおいては未実装でした。)

寮生と協力して得点を稼ぎます
一位の寮には特別な報酬が

他にも、プレイヤー同士で相部屋を組むことや、気の合う仲間とサークルを設立することもできてしまうんです。

仲の良い友達と相部屋に
我がサークルがβテストで一位になった自慢をしておきます。

ゲーム内には、テキストチャットやグループチャット、ボイスチャットや掲示板などのSNS機能が内蔵されており、気軽にフレンドと交流や、攻略情報の共有ができるようになっていますので、フレンドとの関係をゲーム内で完結させることも可能です。
ゲーム用のSNSアカウントを持っていない人にとってもありがたい機能ですよね。

これらの過剰と言ってもよいほどのマルチプレイ要素は、まさに学校で集団生活をおくる生徒そのものと言ってよいのではないでしょうか。

もちろん、”ソロプレイヤー”として、ひとりでオンラインマルチを楽しむこともできますが、魔法覚醒でのホグワーツ生活では、素敵な出会いの機会があふれています。ハリー・ロン・ハーマイオニーのような親友を見つけ、ホグワーツでの生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。


低評価な点


プレイ難易度  ★★☆☆☆ 
…コンテンツによって難易度高
操作性     ★☆☆☆☆ 
…操作時にストレスを感じる
課金要素    ★★★☆☆ 
…無課金プレイでも十分プレイ可能だが
持続性     ★★★★☆ 
…イベント多様、新カードなど拡張性有りだが


初心者バイバイな難易度も

正直にいってしまうと、このゲームの複雑で難解なところがあります。

まずなによりも、メインゲームであるカードバトルが複雑です。

これは、カード自体が100種類以上ものがあるなか、実際のバトルではリアルタイムで進行する3Dで進行するもの(ボードゲームのようにターン制でない)です。
あまり似たようなゲームを例で挙げられないのですが、間違いなく向き不向きがあるゲームの一つだと思います。さらに、チュートリアルが不十分で「これをするとどうなるの…?」みたいな状況がよくあります。

しかも、比較的ゲームが得意である層にとっても難易度の高いコンテンツもありました。
βテストでの例を挙げれば、「禁じられた森(ソロ)」や「メインストーリー(2年4章)」などですが、ソロプレイでのみ挑戦できるコンテンツでありながら、相当熟達した立ち回りができなければクリアできないものでした。私も、同じステージを数時間繰返し挑戦してやっとクリアできた、というものまであったくらいです。

もちろん、このゲームは「授業」や「舞踏会」などのミニゲームだけでも十分に楽しめる内容にはなっています。しかし、ストーリー進行上やコンテンツ開放上で挑戦を回避できないバトルもあるため、やはり、このカードゲーム要素に馴染めない人にとっては、難しいゲームとだな、となってしまうと思います。

また、あまりにも出来ることが多いところです。

これは慣れてくるとそう感じなくなってくるのですが、初めてゲームを始めたときにはびっくりしてしまうはずです。ゲーム要素は、ストーリーモード、決闘(1vs1、2vs2)、授業(8種類)、舞踏会、禁じられた森(ソロ、マルチ2種類)がありますし、それ以外にもコレクション要素マップの探索など。どれもがボリュームの多い内容になっています。

最近の”スマホゲーム”といえば、放置ゲームなど隙間時間に片手間に触って楽しいゲームが多いですが、このゲームはガッツリ時間と集中力が必要になります。通常のスマホゲームというよりは、コンシューマーゲームに近い内容になっているかと思います。

このような意味でいえば、スマホゲームとして求めているものじゃないな、と感じる方もいるだろうなと思いました。


直感的に理解不能

UIが全体的にわかりづらいんです笑

「あそこに行きたい、あれを見たい、あの設定を変更したい」と思ったときに、間違いなくスムーズにはたどりつけないです。

ただ、個人的には、この操作のわかりづらさは、便利過ぎても面白くないじゃん!とか思える人なので、そこまでネックに感じることはありませんでした。

なにがどうと一つ一ついえることではないですが、この問題については、台湾版やEUでのβテストでも話題になっていたようで、これは本リリースの時までに改善されるべき問題の一つに既になっていると思います。期待してリリースを待っています。


課金は必要か

ここについても、βテストでは確証をもってお伝えするこはできませんが、少なからず課金の壁はあると思っています。

まず、最初にお伝えしておきたいのは、課金しなくても十分なカードは集まりますし、無課金でも十分に楽しめるゲームであるということです。ここについては、本リリースでも変わらないと思っています。

βテスト版においては、全員が同じタイミングで開始、かつ、課金ができない仕様でプレイしていたため、カードのレベル差などを全く感じることなくプレイができていました。

しかし、リリース後1周年を迎えている台湾版においては、カードレベルなどを感じる瞬間はないとは言えません。
カードレベルが高くなると、魔法自体の根本的なダメージが増加したり、キャラクター自体の体力に差が出てくるため、古参や課金勢には魔法決闘などにおいて手も足も出ない状況に直面したりします。
つまり、強くなるためにはお金をかけてカードを沢山引けることに越したことない、ということです。むしろ、カードガチャを課金で引ける以上、課金者との壁はあって然るべきということでしょうか。

例えばエクスパルソのダメージ推移。レベル1とMAXとの差は3倍弱。これは勝てない笑

ただ、課金が必要か、ということになると話は別です。

1つ、カードは定期的にもらえる、または、引けることです。
まず、ストーリーを進めると、一定のカードが固定報酬としてもらえます。また、毎日のミッションをこなすことで財貨やガチャ券(のようなもの)をもらえる仕様が本リリースでも実装されると予想しています。意外とこのゲームはカードを集める手段が多いので、時間をかければいつかカードは集まってくるものと思います。

2つ、カードを極端に強くすべきコンテンツは限られていることです。
βテスト現在、実装されているコンテンツでは、魔法決闘の上位ランクおよび禁じられた森の高ランクエリアに限られています。魔法覚醒では、他にも楽しめるコンテンツは多く存在していますし、上記二つのコンテンツにおいてもランキング上位を目指さない限り問題なく楽しめると思います。

むしろ、人によってお金がかかりそうな要素はスキンです。。。笑


この衣装は、、、!

いいですよね。
舞踏会が好きな人は、ぜひともドレスやスーツを沢山集めたくなるかとおもいます。台湾版では毎月のように新スキンやモーション、メイクや顔のバリエーションが追加されていますので、見た目にこだわりたい人はむしろ課金し過ぎに注意ですね笑


長く続くゲームになりそう。でも。。。

この魔法覚醒、すでにものすごいボリュームのあるゲームです。しかも、定期的にイベントも開催されているようですし、新呪文カードや、新マップ、新モードの拡張性もまだ秘めているゲームになっています。
台湾版では、リリース以降8日間セールスランキングTop1を維持し、2か月で250億円の売上げをあげるなどの実績を考えても、1~2年で終わってしまうようなゲームではないと思います。

ただ、懸念点は、あまりにもリリースが遅いということです。

この魔法覚醒というゲーム、日本での配信決定が発表されたのが2021年6月6日。最初は2021年中に配信されると噂されていたところから、2022年中リリースと言われ、いまでは2023年中リリースと発表されています。

魔法覚醒は、東京ゲームショウ2022をはじめ、継続的にオフラインイベントにおいて広告を行っていますので、日本での配信は間違いないとは思うのですが、2023年においてもリリースされる保証は正直ないと思います笑
なんででしょうかね、WBとの調整に時間がかかっているのか、グローバルリリースにあたってどうしても超えたいハードルが高いのか。台湾版においても売上げを挙げられていますし、βテストにおいても致命的ゲーム上の不具合は感じられません。軽微な(?)ミスは気にしない、致命的な不具合でさえリリースしてから考えるかつての魔法同盟を見習ってほしいですね!

このことから考えると、本ゲームリリース後においても、イベントや新機能のリリース、新キャラ開放やバランス調整が時期遅れ、もしくは見送りのようなことが起こるのではと懸念してしまいますね。

ただ、改めてですが、既にゲーム内容は十分なボリュームがあり現状でも楽しむことができますから、リリースさえされれば心配することはないんじゃないでしょうか。

その他ちょっと気になるところ

このゲーム、グラフィックやアニメーションが豪華な分、必要容量がすごいです。ゲーム自体が重かったり、スマホの性能が求められたりはしないのですが、8~10GBくらいはあるので覚悟しておきましょう!


まとめ


みなさん、いかがでしたでしょうか。
癖は強いが面白そーなゲームじゃん?くらいに思ってくれたらうれしいです。

実は、βテストの感想などはもっと書きたいことがあるので、そちらはまた別の記事で書こうと思っております笑 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

ワイチ 

Twitter:@Whaichi

その他noteで先行リリース版の情報も公開中です!あわせてお読みくださいませ😊


魔法覚醒の基本情報


対応機種    iOS/Android/PC
価格      無料(アプリ内課金あり)
配信日     2023年リリース予定(何度も延期中)
ジャンル    RPG/カードゲーム
メーカー    NetEase Games
公式サイト   https://www.harrypottermagicawakened.com/jp/

公式Twitter   https://twitter.com/HarryPotterMAJP

公式PR動画 




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