【読書】最弱球団 高橋ユニオンズ青春記

Kindle Unlimitedの対象となっていたのでダウンロード
読了したのは夏前だったような・・・
(2023/10/24現在、Unlimited対象では無くなってます。。。)

1954年~1956年の3年間のみ存在した日本プロ野球球団「高橋ユニオンズ」についての著書

ヴィクトル・スタルヒンが300勝を達成した球団程度の印象だったけど、
オーナー、監督、選手たちの状況の描写がとても生きた人間って感じで
読んでてとても楽しかったです。
(オーナーさんの巻き込まれて損した感はちょっと可愛そうな印象を受けましたが)

1950年代の日本プロ野球は野球が国民のスポーツになる前夜であることと、戦後まだ10年経過するかどうかというところで
まぁ色々とゴタゴタがある。
そのゴタゴタの中でリーグが分裂し球団が増減したりという激動の時代。
でも資料は少なく(とくに動画が少ない印象ですね)こういった著書を起こす際は
色々な資料を探索から始まり、人への取材も大変だったと思われます。

球団消滅(正確には1957年に大映スターズに吸収合併される)から70年近く経過した今となると
ほとんどの当時の関係者は鬼籍に入ってしまっているため、
この本の内容が連載されていた13年前は、当時の関係者がある程度存命でいらっしゃるため
取材ができるギリギリのタイミングだったのだなぁと思われます。

個人的にはこの時代の野球歴史ってすごい好きなので
また書籍を見つけて読んでいきたいなと(´ω`)

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