【読書】プロ野球「経営」全史

プロ野球のに関わった企業、オーナーについての書籍
時代は19世紀後半の明治初期から。

最近戦前、戦中の黎明期混迷期のスポーツの事情をネットとかで見るのが
面白くて、本屋に寄った際に見かけて購入したのがこの本でした。

関わった企業について説明がされていて、なぜ合併になったのかとか
球団消滅してしまったのかがオーナー企業視点で記載されているので
個人的に興味深く読むことができましたわ。

長年、「野球は金の工面がなんかうまいことできているからこんだけ続いている?」的な
ふわっとした認識しかなかったんだけど、親会社が与えたお金が親会社の経費扱いになるという
税金対策ができる特例があったのを初めてちゃんと知ることができ、個人的にはそこを知れたのが大きかったです。
70年代とかなんであんな閑古鳥状態なのにやっていけるのかと思ったら、そういった側面があったのかと・・・。
それでも90年代以降の不況でにっちもさっちも行かないでついに2004の再編問題に・・・。

自分が野球を見出したのは80年代からで、バブル時代からだんだんと経済が下降していって行くさまを観ていたので
なんでそうなったのかというのも知れました。

今はここ数年のパンデミックからどうやって立ち直っていくか
特に贔屓球団は被害受けまくりなので注目ですわ。


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