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1期生のチャレンジの、はじまり、はじまり。

クラブユース選手権(春季大会)の予選が始まった。トーナメントなので負ければ敗退。そしてしっかり1−6のスコアで負けた。
でも、すごく大きな1敗になったと思う。大きな大きな、チャレンジだ。

昨シーズンは、公式戦記録は1戦1敗で終わった。2023年4月8日の公式戦初戦の後、入部予定だった新中1生たちは学校の部活を選択し、部員数は8人になった。その後、公式戦には一度も出場できず、シーズンを終えた。

先輩5人を卒団で送り出したら3人だけになってしまうという不安は、かなり大きかったけれど、地道な努力の甲斐あって、1期生として16人の新入部生を迎え、総勢19人のチームになることができた。

こう書くと簡単だけども、マジで簡単ではなかった!!!

ただ、「だから負けてもいい」ということでは、もちろんない。

こだわりたいのは、

サッカーが大好きで、練習も試合もしっかり楽しむこと。

しっかり楽しむためにも、「サッカーの本質的な面白さ」を知る。そのために、いいサッカーを見て、考えて、言葉にして、プレーで試してみること。

そして、「チャレンジをすること」。

できなくても失敗しても、相手に奪われても、チャレンジすればオッケー!ナイスプレー!!の声が飛んで拍手が送られる。

ミスしてなくても、チャンレジを怖がって安全な選択をしてのプレーは見逃さない。やれよー!! チャレンジ!!の大きな叱責の声が飛ぶ。

この試合でも、たくさん失敗して、たくさんミスして、だから失点もいっぱいした。でも、「勝ちたい」「勝つためには?」にとことんこだわってベンチも選手たちも戦ったからこそ「楽しかった!」と言える試合になったんだと思う。そこが、とっても誇らしい。

3年生は、中学年代のサッカーは最後の1年。一緒にサッカーしてきた仲間たちとプレーできる日を大切にしてほしい。そしてこの1年で、次のステージを、どこで、どんなふうに目指していきたいか?にいよいよ真剣に向き合うことになる。無理でも難しくても、行きたいところにチャレンジしてほしい。

1年生、2年生は、6月から始まるリーグ戦に向けて、「やりたいプレー」が「できるプレー」になるように、いろんなことにこだわってこだわって、サッカーに夢中になってほしい。

1年後、2年後に、この小さな身体の選手たちが、たくましくなって勝利の雄叫びを上げているところを、今から楽しみにしている。


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