記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ただの一般人が『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の感想を書こう(ネタバレしかない)

邪蛾バターです
100万ドルの五稜星見てきましたよ。暇だったのもあって当日に見ましたからね。感想なので、そんな深いことは言ってません。あと自分はコナンの知識は漫画の最新話追ってるぐらいなんで、そんなに詳しいことは知らないんで、そこら辺も悪しからず

あとネタバレあるよ、ネタバレしかないよ





結構面白かったよね? よかったよね?



個人的な感想としては、普通に楽しめましたね。脚本はボリューミーだけどまとめれてたんで結構好印象です!

今回の映画はアクションラブコメミステリーをグッてまとめた感じで、セリフで結構圧倒される。しかも

平次と和葉の恋の行方
六本の刀の争奪戦
宝の場所と正体の謎

っていう三つの主な筋が同時進行していくし、謎解き要素が結構作り込まれていてシーンが変わるごとに色々起こるんですよね

登場人物も結構多めで、しかも全員割と行動理念が宝ちょっとずつ違うから、とっちらかりそう……なんですけど最終決戦には全員うまくまとめてたイメージ

もちろんちょっとふわっとしたところもあったんですけど、この映画にミステリーを求めてる人もキャラクターを求めてる人も楽しめるいいバランスだったんじゃないですかね

まとめれてるって思う理由としては、既存キャラをうまく活かせてる

これに尽きるんじゃないかなって思うんですよね

どっちか単体でも映画作れる平次キッドが出て、もちろん二人関連の既存キャラも出るし、ゲストキャラもいるし、全員考えてることはちょっとづつ違うし、カオスになりそう……

いやカオスではあったんだけど、消化不良感がないのは全員役割をこなしていて、いい意味でその役割を超えていなかったからかなって思うんですよね

流石にバイクでステンドグラスに突っ込むのはガンギまりすぎてると思う

平次コナンの正体を知っている中で立って活動できるし、頭も冴えるってことでちゃんと相棒キャラとして活かせてますし。探偵として真相に気づいてちゃんとラブコメもしてますし。メインキャラとしても、映画であった様々なことに最終的には決着つけてますし

いろんな人に変装してた人

キッドはキッドで、仲間側ではあるもののずっと協力するわけでもなくて。それでいて探偵ではなく怪盗として、自身の能力を十分に相棒とは別枠のサポート役として使用できていた気がする。あといつも以上に「黒羽快斗」だった

どうしてこの時静観してたんだっけ

もちろんコナン主人公として、ちゃんと推理ショーもしますし真犯人を追い詰めることもはっきりとする。それでいてちゃんとありえないところでスケボー走らせるし、決め台詞言ったりとメインキャラのインパクトに負けない活躍をしてましたし

今回遠山和葉は事件に大きく関わったり、巻き込まれることはなかったんですけど気づきが問題解決の手掛かりになったり、平次の行動に少し顔を赤らめたりして。完全にヒロインムーブ

毛利蘭も事件に多く関わることもなく、コメディリリーフとしての役割も担当しながらもヒロインというよりは完全にアシストキャラでしたね。これが日常生活で会えないという最大のハンデを持ちながら、着実に毎回チャンスをものにして実質ゴールインを果たした正ヒロインの姿か……

その他の若干脇役寄りの既存キャラもうまく役割を果たせてましたね

ガンギまってるのに負けヒロインムーブが似合ってる人

特に大岡紅葉ですかね。観光名所を巡る役割と、完璧と言っていいほどの負けヒロインムーブをしながら、自分の得意分野とは言えコナン平次が気づかなかったことにアシストする。結局妨害も無意識だったしで、好感度には影響なさそうなのはいいですね……伊織も一応最終決戦でアシストしてるし

いやだからと言ってヘリコプターから函館にスタングレネード投げていいわけじゃないけどね!? 元公安&元総理の孫だからと言ってやっていいことダメなことがあるからね!?

告白の妨害=絶景をどうにかするみたいな考えをしてたからヘリから紙吹雪でも撒いて絶景を無理やり見せないようにするのかとでも思ってたけど、スタングレネード出てきて笑ってしまった。なんで一回の告白妨害のためにボストンバック四個分も必要だったんだよ

ただただ強い六代目沖田総司さん

話外れたものの、沖田総司とかも本人自体は中盤活躍しなかったもののメタ的にはキッドの変装先&行動体として使われてましたし、事件には全く関わらなかったものの、最終決戦ではYAIBAキャラらしい戦闘能力を発揮してましたしね。一般のごろつきに五段突きはやばいって……

阿笠博士少年探偵団もすんなり最後の方に出てきましたけど、いい感じの活躍だったんじゃないかなぁ。ていうかどうやって気球持ってきたの?

中村警部とかもいい塩梅で出てましたし、脚本的にはトリガーとしての役割もありましたしね。鬼丸(コナン時空)もあれぐらいのサプライズ的な感じでとてもいいバランスでしたね。出てきたのも驚いたけど、戦闘力にも驚いたわ。この世界でもこんな強いの?

そしてサラッと出てきた中森青子ね。ほんとにサラッと出てきてガチで驚いちゃった。もうちょっと出て欲しかったような気もするけど、他のヒロイン組と合わなかったのは良し。エンドロールにも出てきてくれて嬉しかった。ていうか着信の表示名も「ば快斗」にしてるんだ、この描写あったっけ?

結構本筋からずれましたが、とりあえず出して無理やり活躍させる! みたいなキャラがなくてよかった気がします。そのキャラそのキャラがやれることで、ちゃんと活躍してたイメージ

で、限定キャラで言えばやっぱ圧倒的に目立ってたのが福城聖ね。もう公開されてばっかなのに沢山イラスト見た

一番ガンギまってた人

医学部生で居合いの達人で気になった子にはグイグイ行って、セスナ操縦できる。こんな大学生いる? 

クッソ魅力的なんですけど、良い意味でも悪い意味でも詰め込みすぎ感あるような……要素が沢山あるからいいキャラなんでしょうけど、沢山あるからこそ個々が活かしきれてないっていうか、もっと戦う姿見たかったっていうか……

和葉に恋した理由は褒められたからもあるのかもしれないけど、母親に似てたから……なのか? わからんことが多すぎる、多すぎるけど映画単体だからこそのキャラな気もする。いやなんかで補完されるのも嬉しいけどね?

このというキャラ自体は結構言われてるけど、やっぱり平次との対比の意味もあるキャラなのかな。どちらも偉大な父親を持ちつつも、従うままの聖と意識はしつつ自分を貫こうとしてる平次。夢を最後は(色々あったとはいえ)諦めた聖と飛行機にしがみついてでも止めて和葉を諦めなかった平次

まぁわからんけどね。そういうのは考察とか読み取り力が高い人に任せるのさそしてやっぱり語りたいのは最後ね。

最終決戦はセスナの上での居合とか、パラグライダー+プロペラでセスナより速いキッドとか、沖田&鬼丸のYAIBAタッグの化け物具合とか、ロープウェイのロープを走行するスケボーとか、低空飛行して躊躇いもなくヘリコプターからスタングレネード投げるとか、当然のようにパラシュートで降りてきたりとか、かなりめちゃくちゃしてましたけど、それはもう置いといて

個人的に好きなシーンはキッドが落下した平次を救うシーンですかね。よくあるシーンだけど、なんか好き

宝の正体ですが、文句なしです。というか普通に納得しました。大したものじゃないオチだと思ってたんですけど、ちゃんと出た情報に適した大したものじゃないとは。普通に感服しましたわ

確かに暗号解読機は当時は戦況を一変するほどの兵器だし、金はかかりそうだし、大したものではないし

いやなんか爆発物出てきたら出てきたでどう締める気なんだよって思いながら見てましたけど、今じゃ価値がないってもはいいオチだった気がしますね

で、これはいいんですよ。次、告白ですよ。

平和、多分どっちかが「私達付き合ってるよね」って言ったらすぐ終わると思う

いやまぁわかってたよ……どうせ結ばれないんだろうって、どんなにうまく行っても気持ち伝えるだけとかになって、付き合いはしないんだろうって
いやでもね、なんか期待しちゃうぐらいにはめっちゃいいシーンだったんだよぉ……
新一の厄介な難事件みたいに、探偵らしく動機に絡めた告白でさぁ。青山原画だしさぁあ、aikoさんの『相思相愛』が流れるタイミングも完璧で、なぜか見てた時泣けてきたしさぁ! なんかスタングレネードも解決できたように見えたしさぁ! 
そもそもなぜか平次が恋心を自覚した83巻以降、ちょっと鈍感になった和葉がこの映画で初めから「平次の方がいい音」って惚気たりしてたからさぁ! すぐ顔赤らめてたからさぁ!

……まぁわかってたから……もう83巻で想い伝えてるようなもんだし、焦る必要はないよ。どっちかが恋心自覚してないとか、体縮んで日常的に会えないとかじゃないから……この二人は。後者は結ばれたけど

そこからですよね……まぁ正直結ばれないのはわかってたので次からが意外だったんですよ
なんと工藤優作と黒羽盗一は双子で、つまり工藤新一と黒羽快斗は従兄弟だったんだぁ……
うん、うんうんうん。なるほどね。あぁ聞いたことある、そんな考察あったよねぇ……

この時どう思ってたんだよ

まじ? この考察って今まで色々利用してた快斗と新一の顔が似てるのをメタ理由以外でこじつける考察じゃなかったの? 公式情報なの?

あと優作さんはせめて自分の親族状況は有希子さんには言っておこうよ。いやまぁ一応バレないようにするとかの事情があるのかもしれないけどさぁ。だったら誰か気になってる有希子さんにヒントあげない方が良くない

衝撃だったし……そりゃあ新事実ってのは嬉しいんだけど。でもどうしてこの情報明かしたのかなぁ。そもそも元々こう考えてたのかなぁ。こういう考察があっただけで、特に作中では匂わせなかった気がする……ありましたかね? 

これがわかったところでって感じもしちゃうんだけど……もうこの論争に決着つけたかったのかな。まぁ従兄弟関係だったってのがいいのかもしれないけど

そして優作さんのスマホに通知が来たかと思うと、送り主のイニシャルT.Kがついたメール。それに自身のイニシャルY.Kを付け「ありがとう、兄さん」と返信するそして川添善久のマスクを脱ぐと現れる怪盗コルボーの格好をした黒羽盗一……

そういえばポスターとかで話題になってたか

多分コルボーの格好だよね? みんな言ってるし。自分は手袋見てなかったんだけど、あの衣装はコルボーのはず……正体ってことでいいの? 君が最もショックを受ける相手にも変装出来るとか言ってたあの人? 

いやなんでいるんだよ! 別に生きていること自体にも少し驚きではあるけど、予想はされていたし超意外だったわけじゃないよ! いやでもなんで函館にいたんだよ! 行動理由がよくわからない……

寝た子を起こすなとか言いつつ、なんで快斗とかにはちょくちょくヒントあげたり見つけるサポートしちゃってるし……でも星稜刀は工藤家にあげて一応は遠ざけようともしてるし? 

ようわからん。争奪戦が始まって大変なことになりそうだから、見つかる時は仕方ない精神で手助けしてたのか? 星稜刀を工藤家に渡したのは、キッド側をなくても見つけられるだろうって信じてたとか?

青子と一緒にいた快斗を見てニヤついてるし……父親エンジョイしてんじゃねえか

まぁこれからどう動くかに期待、なのかな。『まじっく快斗』本編も話が進みそうですしね。


ここまでだらだら何も考えずに書いてしまいましたが、こんな感じが自分の感想です。来年は長野県警みたいですね。楽しみです


この記事が参加している募集

アニメ感想文

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?