いつだって君の声がこの暗闇を切り裂いてくれてる-2

※めちゃくちゃネタバレます。

私がELLEGARDENに出会ってからナナイロ当たるまではこちら(大したこと書いてない)

いつだって君の声がこの暗闇を切り裂いてくれてる|なつ|note(ノート)
https://note.mu/wnatsuw45/n/n690ee5f48362

ナナイロ当たってからというものストレイテナーとアジカンは古い曲しか知らないから新しい曲も予習し、前日なんて遠足前みたいに寝れなくて、ドキドキで当日を迎えた。
浮き足立ちながら仕事して、フレックスで15時に切り上げて、エルレのTシャツに着替えて緊張やらよく分からない気持ちを抱えて会場に向かった。

順番はテナー、アジカン、エルレの順。
省くけれどテナーもアジカンも最高で。
初めて聴くゴッチの生声は思ったより深く響いて、MCには心揺さぶられて。
テナーなんかMelodic StormはじまりのROCKSTEADY終わりで最高すぎて。細美さん出てくるし。笑 あんた、今日はMONOEYESじゃなくてELLEGARDENの細美さんでしょ、とか笑いながら。


2バンド終わり、転換の時にはとても緊張していて、お客さんもどんどん前に流れてきて、大丈夫かなあなんて不安にも思ってた。
でも、暗転して、ステージのモニターにELLEGARDENのロゴが浮かんだ瞬間、そんなものは全て吹っ飛んだ。
書いててちょっと泣きそうなんだけど、信じられない、本当に始まるんだ、どうしよう、どうしたらいいの?なんてもみくちゃな感情。でも喜びもそれ以上に大きくて。
10年越しの4人の姿がそこにあった。


完全に心が混乱してた、どきどきの中、始まった1曲目はSupernova。約束の曲。
この瞬間をどれだけ待ちわびただろう。
正直歌詞はところどころうろ覚えだったんだけど()でも夢中で歌った。無我夢中であんまり覚えてないけど、Nothing I 〜て始まった時の歓声は忘れられないな。

2曲目はpizza man
Pepperoni quattro!って叫ぶところが最高に楽しい。
3曲目から風の日、Fire cracker、space sonic、Missing、、
いやもう正直、楽しかったってことしか覚えてない。この辺は。
夢中でバカでかい声で歌った、拳を上げた、笑った。
何がはじまったって心の底から歓声を上げた、きっと皆同じ。
こんな最初から最後まで楽しいことってある?

そういやスペソニは心做しかFuck the starsのとこだけ皆声大きかった気がするな。笑  
あと、聴く回数は随分減ったのに歌詞がサラッと出てきて、染み付いていて少し驚いたな。


そして7曲目。
「友達なんて全然いなかった」細美さんが、唯一当時「こいつのことならなんでも知っている」と思った友達、ホリエさんをステージに呼んでの、金星。
あまりにも、あまりにもエモかった。
金星自体ずるいんだけどさ。
限られた時間で生きるのに、大事なことなんていくつもないと歌う中、大事だろうメンバーや友達とまた再び集まってライブをしていることが、それを選んでくれたということが、どうしようもなくエモかった。

そしてホリエさんが退場し、ジターバグ。
先にも触れたけど大好きな曲で、これも夢中で歌ったな。この頃からたぶん喉やばかった。
9曲目はきっかけの曲、Salamander。

そして。この日は雨だったんだけど、途中止んで晴れ間も差していて。
「信じられない、奇跡みたいなことなんだけど、今日虹が出たんだよ。なあ、ゴッチ!」
って、ゴッチがステージに。
ナナイロエレクトリックツアーでの、虹。
天候さえも味方につけてしまうなんてさ。
もうずっと楽しい。分かってたけど、導入で分かってたけど、何でこんなに分かってても楽しいんだろうね。


気づけばどうやらもう10曲もやっていて、ちょっと切なげなギター。
来てしまった、もうイントロで喉の奥が詰まりそうだった。

11曲目、Make A Wish。

この曲はライブDVDで、みんなで歌う曲だって知っていた。
だからこそ今まで以上の声で、もうちょっと泣きながら歌った。
だってモニターに号泣しつつ歌う人達が映されるんだもん。
願い事しようぜ、簡単なやつを。って、たった2分ちょっとの短い曲。
だけど本当に優しくて、大好きで、私はライブでこの曲を皆で歌うことがある種夢で、大切に歌った。
金曜日、3マンでだいぶ曲もやった、終わりを感じさせる曲で、なんだかたまらなく込み上げてきた。
終わったら、割れんばかりの歓声、ありがとうって言葉、名前を呼ぶ声。
目に焼き付けた4人がステージから去っていった。

アンコールはスターフィッシュ。
もう、最後の力を振り絞って、忘れないように全力で楽しんだ。


何度見たって、何度確かめたって、ステージには4人がいて、演奏して歌っていた。
ずっと見たくても見れなかった景色がそこにあった。
どこか現実味がなくて、夢みたいだったけど、その瞬間も、思い返した今も、一瞬たりとも醒めない最高のライブだった。


まだ余韻から抜け出すには時間がいりそうだな。


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