２人組ロックバンドポルノグラフィティをご存知ですか？ （え？ そこから？）

じゃあ、そのポルノグラフィティが色んなグッズを出してるのは？（まぁね）

じゃあじゃあ『チャレンジグッズ』と称してファンに奇妙なモノを売りつ……販売してるのは？  （！）

ファンが買ってくれるかどうかの『チャレンジ』なのか、はたまた「さすがにこれは……」って言われることをめざして『チャレンジ』してるのか。

『折り畳み自転車』
『晴一さんモデルのギター』
『ぬか漬け用の壺』
『防災グッズ』
『20万円の革ジャン』
『臼と杵』
『二人の人体模型』
きっとまだある。

もちろんファンだからって全部買う必要ないし、それで「どれだけファンなのか」ってのを量るものでもない。

……買ったことないし。

で、今回。

現在開催中のLIVEツアー。
『PG wasn't built in a day』

25年築き上げてきたってことで『ポルノ建設』。「これからの道も造ってね」って意味だよね。うん。知ってる。スタッフが考えてるよね。ウケを狙ってるのもわかってる。うぷぷ。

でもね。
これは買う。

仕事でスコップ使ってる。家の畑の土、掘ったりもしてる。日常の道具だもの。

「雪かきにも使えるように」って角スコップ仕様になったそう。わたしのために！（←違う）もう、これは買うしかない。

２つ届いた。

宅配便のお兄ちゃんに
「大きくてすみません」って謝った。

…

「ポルノグラフィティ好きなの？」
「３人じゃなかった？」
「２人なのにロックバンドなの？」

10年くらい前、ある人に言われたことがある。自己肯定感皆無だったわたしは、それだけで色々ケナされてるような気になった。

「は…はぁ」と答えといた。
言いたいこと、たくさんあるのに。
……悲しかった。

冬季うつになる毎年この時期、いろいろ思い出しては過去の自分と闘っている。

一度音楽から離れたわたしに、見たことのない世界を教えてくれたポルノグラフィティ。いつも背中をそっと押してくれるポルノグラフィティ。

で、スコップ。

記念撮影
（３月３日）

今年は雪が少なかったけど、たまにドカッとまとめて降る。で、除雪車が通った跡が硬くて大変。角スコップ大活躍！


大っ嫌いな雪かきだけどポルノグラフィティの曲、イヤホン大音量でがんばった。1月20日札幌のLIVE『PG wasn't built in a day』のセットリスト順。あのステージがよみがえる。

昭仁さんのシャウトに晴一さんのチョーキング。これがロックじゃなくて何なの。メッセージ性がある曲を歌うのはロックだと思ってる。

わたし歌えないから、時々スコップをギターみたいに抱えて浸ってる。いや、ギターも弾けないけどさ。


今なら
「２人なのにロックバンドなの？」
って言われたら
「そうですが、なにか？」
って返せるな。

マウント取りたかったのか、あの時
「わたし知ってる！『アポロ』とか『サウダージ』の」
「アレ好き。アレ。『アゲハ蝶』！」
って言いましたよね？

「そんな昔の曲しか知らないんですか？へー。そうなんだー。ははは。今は二人だけどサポートメンバーもちゃんといるし。あ、LIVE行ったことないんですね。可哀想に。一度行ってみたほうがいいですよ。知らないですよね。今なんて昔よりも、もっとずっとホントに凄いンだから！」
なんてね。……言わないけど。


『ポルノグラフィティは一日にして成らず』！

…

記念撮影から３週間。北海道も暖かくなってきた。雪かきも、もう終わり。クマも冬眠から覚めたみたい。

『ポルノ建設』スコップ。ありがとう。おつかれさま。来冬まで休んでね。

でも無施錠の物置小屋に置いとくのは、さすがに気がひけるなぁ。

部屋での保管用にギタースタンド買おうかな。……へへ。

…

まだポルノファンじゃない皆さんへ

3月27日にポルノグラフィティの新曲CD『解放区』が発売されます。

↑《short ver.》途中まで。このあとにつづく昭仁さんの優しい声、晴一さんの寄り添ってくれる歌詞。泣きました。

ただ１ファンのわたしが言うのもなんですが、よかったら続きも聴いてほしい。わたしがポルノグラフィティのファンでいる理由を、きっとわかってもらえると思います。

先行配信は既に。こちらです↓

ついでに「ポルノ建設スコップ」も
いかがですか？↓（やめろ）

追記

CDの発売と同時にMVが公開されました。↓

デビュー前の３人と解釈しました。
白玉さんもいます！