ぴぃぴ

おばさん。北海道。音楽教室を廃業、パートで林業。生きてるのはポルノグラフィティのおかげ。

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マガジン

  • 山の苗木畑

    わたしの仕事のやつ

  • わたしとポルノグラフィティ

    わたしの人生の応援団のやつ

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    木と鳥と草花と天気のやつ

  • 幸せの宝箱

    日々の楽しい出来事のやつ(個人的見解です)

  • うちの怪獣たち

    うちの猫2匹のやつ  うに(2022.10.25.没)  くり(2023.01.31.没)

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こんにちは、ぴぃぴです。

10年程前、当時中学生で反抗期だった娘に「今日から『ぴぃぴ』って呼ぶから」と言われました。なんで? 「ママ」→「ばばぁ」→「ぴぃぴ」 まぁいいか。 生きるのが辛くて『愛が呼ぶほうへ』『サボテン』『ヴォイス』……ポルノグラフィティの静かな曲ばかり聞いていた頃です。昔の曲しか知らないわたしに「ポルノには、元気が出る曲いっぱいあるんだよ」と色々聴かせてくれたのも娘でした。そして、わたしの好きな曲の多くは、晴一さんの作詞である事も知りました。 晴一さんがnote始めたっていうの

    • 『ポルノ建設』スコップ

      2人組ロックバンドポルノグラフィティをご存知ですか? (え? そこから?) じゃあ、そのポルノグラフィティが色んなグッズを出してるのは?(まぁね) じゃあじゃあ『チャレンジグッズ』と称してファンに奇妙なモノを売りつ……販売してるのは? (!) ファンが買ってくれるかどうかの『チャレンジ』なのか、はたまた「さすがにこれは……」って言われることをめざして『チャレンジ』してるのか。 『折り畳み自転車』 『晴一さんモデルのギター』 『ぬか漬け用の壺』 『防災グッズ』 『20

      • 熊がでた!

        山の苗木畑で働いている。 仕事場に熊がでた!(らしい) 昼休み、森の涼しい場所に移動したパート仲間の車の先を、熊が横切った。(らしい) 警察と役所と猟友会の人が来ておおごとになった。が、熊は逃げた。(らしい) (らしい)(らしい)と歯切れが悪いのは、その日休んだからだ。母が入院してバタバタしていた。 いま草取りをしている畑のすぐ近く。みんなびくびくしながら働いている。 でもね、小さい声で言うけどね。 ちょっとだけ見てみたい。熊。

        • 緑色が好きなんだけど

          緑色に恋してる。 北海道に住んでると、冬が白ばかりのせいで。 緑色に飢えてる。一面の緑に憧れてる。 だから撮る写真が緑ばっかり。 もう、なんでもいい。緑なら。 好きすぎて緑色の服なんかも試着してみるんだけど、カマキリやキリギリスみたいで似合わないのはなぜなんだろう。 わたしの好きなホンモノの緑は植物。 大地に根づいてるから、いきいきとしたあの色なんだね。 昔からたまに、ゴルフの中継をぼーっと見る。TV画面が緑色。解説の穏やかな声も好き。 ゴルフ自体には興味が

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        記事

          「じょっぴんかけた!」

          山の苗木畑で働いている。 今年もたくさんの鳥が鳴いている。 でもホトトギスが、いつもと違う。 今年のホトトギスは、なぜだか 「じょっぴんかけた!」 と言いきってる。 「うーん、さっぱりワケがわからん」 というかたは、読みなさいって。↓ 「じょっぴんかけた!」 「じょっぴんかけた!」 「じょっぴんかけた!」 あまりにもうるさい。 おばちゃんたちは 「はい、はい」 「じょっぴんかけて来たんでしょ」 「もう、わかったって」 と冷たい。 今日の教訓は 『気づかいの言葉

          「じょっぴんかけた!」

          空色

          山の苗木畑で働いている。 5月22日の黄砂は本当にひどかった。 持病のぜんそくは吸入薬で収まっているが息苦しい。アレルギーが目にきて涙が止まらない。仕事仲間のおばちゃんは鼻水。 真っ白な雲のまわりも白いのって、なんだか気持ちが悪い。 やっぱり空は空色じゃなきゃね。 カッコウも鳴いています。 北海道は今が一番爽やかな季節です。 だよね!

          わたしのBlu-rayレコーダーはAIかもしれない ―WBC―

          古い話題になっちゃったけど。 選手が日の丸を背負う大会が好き。娘には毎回「にわかのくせに」と言われる。普段は野球もサッカーも観ないから。 WBCすごかったですね! 準決勝。 村上選手の逆転サヨナラ打で、全員が野球少年のようにベンチから飛び出し腕をぐるぐる回しているのを見て「録画したかったなー」と思った。 こんな劇的な試合、なんども観たい。なんどでも感動したい。ただ、わたしには決して録画してはいけない理由がある。 『録画すると日本が負ける』 という、ワケのわからないジ

          わたしのBlu-rayレコーダーはAIかもしれない ―WBC―

          平年より16日も早く、4月11日に北海道に上陸した桜前線。わたしのまわりの桜も満開になりました。 晴天のはずなのに、ぼんやり白っぽい空は……。また黄砂だよ。 お昼過ぎには青空になりました。 それにしても、いつもはゴールデンウィークに咲く桜。今年は散っちゃってるのね。 ……どこ行く?

          黄砂

          昔、NHKの『大黄河』という番組が大好きだった。 音楽は宗次郎さんのオカリナ。コンサートにも行ったほど。のちに何度も再放送され、それを録画してまた見た。 一滴一滴がチョロチョロとした流れとなり、次第に大きくなった黄河は10回のシリーズ最後に渤海に到達する。河岸の少数民族の生活や文化も織りまぜた『悠久』という言葉がぴったりな番組だった。 だから『黄砂』と聞くと、わたしはゴビ砂漠よりも黄河を思い浮かべる。黄砂と黄土が同じかどうか知らないけど。そのくらい、あの5000㎞にも及

          「逃げろっつったってなぁ」

          山の苗木畑で働いている。 この街では、お昼と終業の17時に『赤とんぼ』が流れる。こないだまでは 「投票日に用事があるかたは期日前投票を……」 なんて呼びかけられていた。 のどかだ。 それが今朝、仕事が始まってすぐに 「みょ~↑~↑~↑~↑」 って音程が少しずつあがる、あの不気味な警報音がかすかに聞こえてきた。防災無線の本領発揮だ。 そのあと何かをしゃべっているのだが、トラクターがガショガショうるさくて聞き取れない。 経営陣がスマホを見て 「避難しろって。どうする?」

          「逃げろっつったってなぁ」

          雪がとけたら何になる?

          「春」になる。当たり前じゃん。 え?なぞなぞ? 普通は「水」って答えるの? 北国の人はみんな「春」って言う。 言わない? 雪は嫌い。青空のない冬は、じっと寒さに耐えている。冬眠と称して引きこもっている。 正確には冬ごもり。冬の引きこもり。 春が来るのをひたすら待っている。待ちきれなくて自分で迎えに行くくらい。 冬のあいだの毎日のような雪かき。その山と積み上げた雪を、今度は少しずつ崩していく。日が当たって表面の出たアスファルトに。少しずつ、少しずつ。 黙ってても、

          雪がとけたら何になる?

          また。猫、死んじゃった。

          黒猫が死んでから3か月。 昨日後を追うように、もう1匹も旅立ちました。 病気と年齢、覚悟していたけど、やっぱりツラい。 最期の何日かゴハンも食べなくなり「もう頑張らなくていいよ」と言ってしまった。 ……ごめんね、くり。 14年間ありがとう。 たくさんの想い出をありがとう。

          また。猫、死んじゃった。

          「できる」と「できない」のあいだ

          完全にあきらめていた。できるような気がしない。ってか、何がどうなったら正解なのかがわかんない。景色が逆さまになったとたん、自分が今どうなってるのかさえ、わかんないんだから。 「この次の体育の授業は、逆上がりのテストをします。1分間に何回できるかのテストです。できない人も、あきらめずに放課後残って練習してください」 そんなテストいる?それでなくても体育、大っ嫌いなのに。放課後までやんなくちゃいけないの?だいたい逆上がりができなくて、人生困ることなんてある? ひとり校庭で鉄

          「できる」と「できない」のあいだ

          もうやだ

          昨日から雪が降り続いている。 今朝6時半から、仕事に行く娘の車を掘り出した。そのまま続けて1時間半。飽きた。 3時間ほど経ってから外に出たら、また積もってる。最初からやり直し。1時間。飽きた。 わたしの車まで、なかなかたどり着かない。午後から出かけなきゃならないんだが。 昼からも雪かき。もうやだ。 雪国以外に住んでる人は全員「雪が降らないとこに住んでてよかったなー」と思いなさい!なんだそれ。 ふふふ。少し元気でた。 がんばれ。あともう少し!

          もうやだ

          わたしの人生の伏線はポルノグラフィティが回収する

          忘れたくても忘れられない苦い思い出、ありませんか? 小学生の時、母に連れられて電子オルガンを習い始めた。一番近い大きな街は札幌ではなく函館。だから年に1度の発表会は函館市民会館小ホール。発表会、嫌い。 中学校、吹奏楽部に入った。母に連れられて札幌交響楽団のコンサートに行く。指揮は尾高忠明さん。尾高さんが札響の常任指揮者になる前のことだ。「ヘンな時に拍手しちゃダメだからね!」母に言われる。「???」。第一楽章と第二楽章の間に拍手しちゃったオジサンが一斉に白い目で見られる。「

          わたしの人生の伏線はポルノグラフィティが回収する

          暁の時間に

          暁の時間に、前日死んだ黒猫を土に埋めました。 大木だった栗の木の切り株近く。うっすら霜が降りた土の中に埋めました。 いつまでも泣いてばかりは、いられない。 今年は、何度青空を見上げただろうか。 午前中、雲ひとつない青空を、今年もまたオオハクチョウの群れが翔んでいきました。

          暁の時間に